...お年を召した御老体には、十分な休養をとってもらいたい...
...御老体の方には、過度な運動は控えめにしたほうがいいです...
...御老体の方の介護について、専門家のアドバイスを仰いだ方がいいです...
...会社では、御老体の方にも十分な配慮をしていただけるようお願いしたい...
...御老体ながらに奮闘されている様子に、周囲から励ましの声が寄せられた...
...御老体はお目敏(めざと)い...
泉鏡花 「怨霊借用」
...御老体が飛んだ苦労をなさいましたのは……夜具部屋から...
泉鏡花 「怨霊借用」
...はい、もっとも、簪がお娘ごのお髪(ぐし)へ戻りましたについては、御老体から、大島屋のお上さんに、その辺のな、もし、従って、小按摩もそれとなくお遠ざけになったに相違ござりません、さ、さ、この上方の御仁(ごじん)でござりますよ...
泉鏡花 「怨霊借用」
...第一、簪のカチリも、咳のえへんも、その御老体が、その後三度めにか四度めにか湯治にござって、(もう、あのお娘(こ)も、円髷(まるまげ)に結われたそうな...
泉鏡花 「怨霊借用」
...御老体から見ますれば孫のようなものですが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...―――ねえ、御老体、そう物惜しみをなさるなよ」「物惜しみとは心外な! 愚老は何とかして日頃の御恩報じがしたい、御満足が得られますなら、どんな物でも差上げたいんです」「どんな物でも! ですか、あッはゝゝゝゝ」と、時平は体を仰(の)け反(ぞ)らして、さすがにいくらか照れ臭いらしく、例の豪傑笑いをした...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...―――御老体に取って命より大切な...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...御老体を痛わしく尊く思って正信房が若しも御用もやと...
中里介山 「法然行伝」
...御老体の大殿様と...
中谷宇吉郎 「御殿の生活」
...御老体の珍田(ちんた)博士始め...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...御老体にさわりましょう...
久生十蘭 「ひどい煙」
...「わざ/″\御老体を煩はしまして」と仰言る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...頭髪の薄くなりしこと蔽ふべくもなく、口辺の髭が又白きを加へて来たのは驚きだ、御老体、少し養生あれ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...御老体にコタえると不可(いけ)ませんから……」「馬鹿ッ」という大喝が下等待合室を...
夢野久作 「近世快人伝」
...「御老体か」「……おお...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうと云ったら又あの御老体が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御老体につけこんで或は...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...悲しいかな御老体だ...
吉川英治 「柳生月影抄」
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