...貴女の七夜の御祝いに酔ったのがお残懐(なごり)で...
泉鏡花 「婦系図」
...何か御祝いの機会には...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...十一月三日ブルックリンにて馨子姉上様*目出度きクリスマスを遙かに御祝い申上ます...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...御雑煮(おぞうに)の御祝いに預りました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...皆で御祝いをいったら...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...キングスカレッヂの地下室に留っていた印度(インド)の友人達から手紙で御祝いの御馳走があった由を伝えてきた...
中谷宇吉郎 「リチャードソン」
...この子はいつでも「今日(こんち)は御祝い」と云って入って来る...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...方々様(ほうぼうさま)から御祝い物なんかあって...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...その薬屋で売出しの日に大きな風船を揚げるんだと云うのです」「御祝いのためですか」「いえ...
夏目漱石 「野分」
...御前そんなにその子が好きなら御祝いの代りに上げるから...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...明治天皇銀婚の御祝いに...
長谷川時雨 「西川小りん」
...わが邦でも『調味故実(こじつ)』に兎は婦人懐妊ありてより誕生の百二十日の御祝い過ぐるまで忌むべしと見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...諸大臣家からもわれもわれもとはなやかな御祝い品の来るお産屋(うぶや)であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それがまた正月の御祝い棒に言葉を神聖にする力が籠(こも)るとした古代人の理由かと思う...
柳田国男 「こども風土記」
...これと似よった例は四国の粥釣(かゆつ)りや御祝いそ...
柳田国男 「こども風土記」
...以前は御祝いの日の附き物であった例の小間物屋開店などの惨澹(さんたん)たる光景も...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一々御祝いの言葉を受けた時の厳(おご)そかだった事...
夢野久作 「白髪小僧」
...御祝いを申し上げます」と口々に申しました...
夢野久作 「白髪小僧」
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