...よかった、御無事で...
...御無事で何よりです...
...自然災害が起きた後、皆さんが御無事だったことを祈っています...
...旅行から無事に帰国できたと聞いて、御無事で何よりです...
...御無事でいられるよう、健康に気をつけてください...
...「僧都(そうず)の御房(ごぼう)! よく御無事でいらっしゃいました...
芥川龍之介 「俊寛」
...「御無事でなによりでございました」「ほんとうにどうなることかと思いました」周囲から口々に挨拶するのを...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...皆御無事だろう」防禦は心持ちよさそうに顔をにこにこさして言った...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...だが、急な流れを乗り切ると、ちよいと前方の水面を見ただけで、当分御無事だな、とすぐに見抜いてしまふ...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...「では道中御無事で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...「お前も、この中へ入っていなさるのう」「いいえ、手前は、ほんのお供で――」「詳しい話を聞きましょう、さ、上って――これ、すすぎを早う」「いいえ、これから、華岳寺へ参りまして、また江戸へ」「江戸へ?」「何う処置がきまりますか、皆様の御先途を見届けたいと、存じまして」「それにしても、一寸上って、そして、主税は、働きましたかえ」「ええ」吉右衛門は、頷いて「何んしろ、皆様御無事で、こんな目出度いことは御座りませぬ...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...上り口に立っている深雪に「御無事で...
直木三十五 「南国太平記」
...」「ぢや、御無事ですね...
永井荷風 「羊羹」
...よく御無事でいらっしゃいました」こういって...
中里介山 「大菩薩峠」
...御無事に」「御免あれ」こう言い捨てて仏頂寺...
中里介山 「大菩薩峠」
...駒井様は御無事でしたに違いないわ」「うむ...
中里介山 「大菩薩峠」
...内匠様とやらがまだ御無事でいらっしゃれば...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たった一人御無事なお松さんと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうか御無事に逃げて下さるように」それは祈りのように切実な呟きであった...
山本周五郎 「風流太平記」
...御無事にこの世に生き残って頂きまして...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...御無事に』『お気をつけて……』一人の女の旅人が...
吉川英治 「篝火の女」
...この夜の暗夜行(あんやこう)も御無事ではなく...
吉川英治 「私本太平記」
...やがて追ッついて来た男は、牛の背のそばへ来て、「おう、御無事で」と、汗をぬぐった...
吉川英治 「私本太平記」
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