...御次の機会に是非お越しください...
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...御次の依頼にお応えいたします...
...御次に対するご返答をお待ちしております...
...子爵の御次男のかたのお名前を挙げて)の兄貴の結婚式に...
太宰治 「斜陽」
...御次男のお話相手として差加えられていた...
太宰治 「新釈諸国噺」
...その上で御次を通りぬけて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この家老の御次ぎを通りぬける時は...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この時だけは御次ぎの方へ下っている...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...それから三度の食事は大概時刻も極っているからまず小姓一人が御次ぎ外の遥か隔った御膳番という役の詰所へ行って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...御膳番が他の役手を引連れて御次ぎの入口まで運ぶ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...本銀町(ほんしろがねちょう)の小金井様の御次男が御執心で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三杉樣御次男との御縁組は變更は出來なかつたので御座いますか」「早く婿を欲しいと思つてツイ娘の氣も知らずに運んだ私の落度だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御次(おんついで)に六右衛門...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御次(おんついで)に宜奉願上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...于今(いまに)滞留に候はば御次(おんついで)に宜奉願上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その亡骸(なきがら)の紋所から友川様の御次男という事が判明(わか)りました...
夢野久作 「斬られたさに」
...静夜たれ様の御次男も...
吉川英治 「上杉謙信」
...思わず釣り込まれて、馬春堂も、「よく似合うな、そうしていると、路考とか伝九郎とかいう役者絵のようだ」「じゃあ外を歩いていても、男に見えるわね」「だがその膝行袴(たっつけ)が少し変だよ、それじゃ第一、草履穿(ぞうりば)きでは恰好(かっこう)がつかない」そう言われるとお蝶も気がついて、またその上に並の平袴を二重に穿(は)いて、「これならいいでしょう、スラリとして――」「ウム、それならばどう見ても、旗本の御次男が、夜遊びにでも行くようだ」「じゃ先生、ちょッと行って来ますから、大人(おとな)しく家に待っていらっしゃいネ」「おい、おい、お蝶さんや」呼び止めるまに、すっと格子の音がして、お蝶は変ったその姿のままで、宵暗(よいやみ)の露地へ出て行った様子です...
吉川英治 「江戸三国志」
...もし、御次男を、ひとり娘の婿にもらえるなら、時を見て、自分は隠居し、跡目(あとめ)を若いふたりに任せたい)と、いうにあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...もしや水戸の海後様の御次男じゃございませんか」「……あに! あんだと?」「そうだ! そうに違いない...
吉川英治 「旗岡巡査」
...御次男の刑部友矩(ぎょうぶとものり)様が...
吉川英治 「柳生月影抄」
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