...彼は御曹子だから、いい大学に入ることができた...
...私が御曹子であると知って、彼女の態度が変わった...
...彼は御曹子の息子で、教育にお金をかけた...
...御曹子だからといって、何もかも手に入るわけではない...
...御曹子の家庭環境で育ったからこそ、彼には独特の感性がある...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...今は亡き俳優手配師の備忘録より御曹子(おんぞうし)が成人になったとき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...その名は御曹子(おんぞうし)の新九郎...
吉川英治 「剣難女難」
...拙者も御曹子などと云われるまで...
吉川英治 「剣難女難」
...御曹子の親分のお手紙を持って参りました」「扇屋というなあ丹前風呂の扇屋か」「そうです...
吉川英治 「剣難女難」
...「この寮にいる御曹子の新九郎と...
吉川英治 「剣難女難」
...では武田(たけだ)の御曹子(おんぞうし)だな……」「や...
吉川英治 「神州天馬侠」
...武田(たけだ)の御曹子(おんぞうし)を生けどって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それが武田家(たけだけ)の御曹子(おんぞうし)とは...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――三蔵御曹子(おんぞうし)が御帰館あらせられて候ぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...永禄(えいろく)十一年生れのこの御曹子(おんぞうし)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...「これだから困る」「あの御曹子(おんぞうし)には...
吉川英治 「親鸞」
...「このあたりで、十四、五歳の御曹子を、お見かけになりませんか」「さ?」兄を、ふりかえって、「見ましたか」「いや」範綱が、かぶりを振ると、三名の寺侍は、彼の方を見て、また、言葉の不足をつぎたした...
吉川英治 「親鸞」
...「――御曹子(おんぞうし)と申しても...
吉川英治 「親鸞」
...そしてあたりを見廻しながら、相手の耳近くへ、「御曹子、近日のうちに、きっと、あなたのお身の上にも、大きな使命が下りますぞ...
吉川英治 「源頼朝」
...御曹子の生みの母...
吉川英治 「源頼朝」
...この御曹子は、いったい、いつのまに、こう兵学の真髄(しんずい)を究めていたのだろう...
吉川英治 「源頼朝」
...「御曹子(おんぞうし)」大機は...
吉川英治 「柳生月影抄」
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