...あの建物は御所様の御用邸です...   
...御所様のお言葉に従って行動します...   
...御所様がご覧になった絵画は本物です...   
...御所様のお気に入りの食材を使った料理を作ります...   
...御所様がお通りになった際には、一礼して迎えます...   
...西丸の大御所様(吉宗)へ...   
芥川龍之介  「忠義」 
...忝(かたじけな)くも御所様が御自身で御文(おんふみ)をお書きになり...   
谷崎潤一郎  「三人法師」 
...その時の御所様の御恩は報じようもありませぬ...   
谷崎潤一郎  「三人法師」 
...間もなくそれはその頃即ち十一代将軍の大御所様(おおごしょさま)の御愛妾の父なる人の別荘とわかった...   
内藤鳴雪  「鳴雪自叙伝」 
...それやこれやの事から世間では誰いうともなく好色本(こうしょくぼん)草双紙類の作者の中でもとりわけ『偐紫田舎源氏』の作者柳亭種彦は光源氏(ひかるげんじ)の昔に譬(たと)えて畏多(おそれおお)くも大御所様大奥の秘事を漏(もら)したにより必ず厳しい御咎(おとがめ)になるであろうとの噂(うわさ)が頗(すこぶ)る喧(かしま)しいのであった...   
永井荷風  「散柳窓夕栄」 
...このほうは大御所様で候の...   
中里介山  「大菩薩峠」 
...大御所様の御直筆だのと言って売り立てれば...   
中里介山  「大菩薩峠」 
...侍(じ)しては大御所様の御陣に...   
吉川英治  「剣の四君子」 
...南蛮船から銃や弾薬(たまぐすり)をしこたま買いこんでいるというし」「それでいて――大御所様のお孫の千姫を...   
吉川英治  「宮本武蔵」 
...「大御所様景気や」と...   
吉川英治  「宮本武蔵」 
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