...」「が僧都(そうず)の御房(ごぼう)の天下になれば...
芥川龍之介 「俊寛」
...それを封筒に容れて表に津寺方丈(つでらほうじょう)御房(ごぼう)と書き...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...仰せの通り私共は出家いたして主(あるじ)の御房の御弟子になり...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...我本因地 以二念仏心一入二無生忍一今於二此界一摂二念仏人一帰二於浄土一十二月十一日源空勝法御房と書いて授けられたから...
中里介山 「法然行伝」
...御房は辣腕(らつわん)な政略家とかねて聞え及んでおるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...「範宴御房(はんえんごぼう)のお貌(かお)は...
吉川英治 「親鸞」
...「おすがりいたします、範宴御房、この場合、あなたのお力に頼むよりほかに、一同にも、思案はないのでございます」花山院の公達(きんだち)もいうし、静厳(じょうごん)もいうし、他の人々も、すべて同じ意見だった...
吉川英治 「親鸞」
...必ず範宴御房がそこを通るに相違ないと仰っしゃいました」「あの加古川の沙弥(しゃみ)が...
吉川英治 「親鸞」
...四「あなたが範宴御房ですか...
吉川英治 「親鸞」
...善信御房うっ……」と...
吉川英治 「親鸞」
...主人の御房が留守であろうと...
吉川英治 「親鸞」
...「なんで」「どうなされましたか」「師の御房――」口々にいいながら...
吉川英治 「親鸞」
...すると湛空が、「オオよい折に」と、早速、「善信御房、あなたならば、はっきりしたお考えをお持ちにちがいないからうかがうが――」と、質問し出すのである...
吉川英治 「親鸞」
...善信御房の信心は...
吉川英治 「親鸞」
...岡崎のほうへ走って善信御房に...
吉川英治 「親鸞」
...善信御房の岡崎のお住居(すまい)も...
吉川英治 「親鸞」
...そして、彼の前身を知っているほどの者はみな、心のうちで、(この御房も、よくここまで変ったもの――)と密(ひそ)かに感じ入っていた...
吉川英治 「親鸞」
...讃岐におわす師の法然御房もさだめしお力を落されたことであろう」「そればかりではございませぬ……...
吉川英治 「親鸞」
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