...「僧都(そうず)の御房(ごぼう)も宗人(むねと)の一人に...
芥川龍之介 「俊寛」
...そうすると公平を保つために私の方でも御房さんにその事を話さなければなりません...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...あの御房(ごぼう)へも...
吉川英治 「新書太閤記」
...師の御房に会わせてやろうし...
吉川英治 「親鸞」
...「範宴御房――」初めは遠くの方で呼ぶように思えていたが...
吉川英治 「親鸞」
...この御房(ごぼう)が...
吉川英治 「親鸞」
...「範宴御房! 夜に入っても...
吉川英治 「親鸞」
...……あの、ただいま、師の御房から、どんなお話がありましたか」「おまえも、心配しているの」「お案じ申さずにはおられません...
吉川英治 「親鸞」
...吉水で共に暮したことのあるあの心蓮です」四「善信御房――」心蓮は...
吉川英治 「親鸞」
...善信御房はまだ旅からお帰りになりませんか...
吉川英治 「親鸞」
...お師さまが」「師の御房がお帰りなされた」草庵のうちにこの声が起ると...
吉川英治 「親鸞」
...「師の御房……不埒者(ふらちもの)の覚明はここにおりました」走り出て...
吉川英治 「親鸞」
...まだ三十歳を出たばかりの御房とは」「ちがいません」「はて強情な...
吉川英治 「親鸞」
...とても善信御房のように...
吉川英治 「親鸞」
...「善信御房っ」「おすこやかに――」「また来る時節をお待ちなされ」「おさらば」「おさらば」輿を追って...
吉川英治 「親鸞」
...そして、彼の前身を知っているほどの者はみな、心のうちで、(この御房も、よくここまで変ったもの――)と密(ひそ)かに感じ入っていた...
吉川英治 「親鸞」
...親鸞は、見忘れていたが、西仏は思い出して、「あっ、そう仰っしゃるは、明智房(みょうちぼう)ではないか」「おお、西仏御房か...
吉川英治 「親鸞」
...北山御房(ごぼう)の屋根だな)武蔵は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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