...「僧都(そうず)の御房(ごぼう)も宗人(むねと)の一人に...
芥川龍之介 「俊寛」
...やがて御房の堕獄(だごく)の悪趣と思召され...
芥川龍之介 「道祖問答」
...そうすると公平を保つために私の方でも御房さんにその事を話さなければなりません...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...御房さんはよく考えて見ますと申したそうであります...
高浜虚子 「漱石氏と私」
......
田中貢太郎 「海神に祈る」
...御房はふしぎな天才じゃ」「賞(ほ)めるのか...
吉川英治 「新書太閤記」
...天地にお一人の師の御房でございます」「はははは」大法師は...
吉川英治 「親鸞」
...範宴御房の華厳経(けごんきょう)の講義でもしてもらいたいものじゃ...
吉川英治 「親鸞」
...「範宴御房、おすこやかに」「またのお移りを待つぞ」などといった...
吉川英治 「親鸞」
...師の御房がお呼びでございますぞ――と同門の者からいわれて...
吉川英治 「親鸞」
...私がさぐってきた叡山の様子をお告げしたい……それから死にたいのです……善信御房は...
吉川英治 「親鸞」
...九条家から善信御房へ嫁がれた玉日姫でおわすか」「はい……」やはりそうだった...
吉川英治 「親鸞」
...主人の御房が留守であろうと...
吉川英治 「親鸞」
...善信をこれに出せっ」それに対して、「ただ今、師の御房は、旅先にあってこの草庵にはおりませぬ」と、ひたすら陳弁(ちんべん)に努めているのは、性善坊であるらしい...
吉川英治 「親鸞」
...すると湛空が、「オオよい折に」と、早速、「善信御房、あなたならば、はっきりしたお考えをお持ちにちがいないからうかがうが――」と、質問し出すのである...
吉川英治 「親鸞」
...善信御房」「されば」善信は...
吉川英治 「親鸞」
...「岡崎の善信御房へ――」と...
吉川英治 「親鸞」
...覚淵御房にお会いして...
吉川英治 「源頼朝」
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