...帰御後にお礼状を出すことも忘れずに...
...御後室(ごこうしつ)高田殿が入られたのであった...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...尻久米(しりくめ)繩二〇をその御後方(みしりへ)に控(ひ)き度して白さく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...臣に下しおかれたる恩寵を御後悔遊ばさるやに拝するゆえをもって...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...その行商最初の得意となって御後援下されて...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...直ちに之を具體化する事に就て絶大なる御後援を賜つた次第であります...
豊田喜一郎 「ボデー意匠審査会 美術の粹を蒐め獨特の形態美へ」
...單に一會社の自動車製作事業を御後援下さるといふ意味のみならず...
豊田喜一郎 「ボデー意匠審査会 美術の粹を蒐め獨特の形態美へ」
...君の御後をしたひ...
中里介山 「大菩薩峠」
...御後室様(ごこうしつさま)御後室様と...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...土星しからば御後悔ないようにと念を押してちょっと眺むると新産のガネサの頸たちまち切れて飛び失せた...
南方熊楠 「十二支考」
...藤壺(ふじつぼ)の宮のお生みになった若宮を東宮にしたくお思いになったが将来御後援をするのに適当な人がない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御後見をする人のないことを御心配になって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院が御後援者でいらせられるからである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自然東宮の御後見もするようになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏が当帝のために行き届いた御後見をする誠意に御信頼あそばされて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そうして帝の御後見をする政治家がいなくなる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...六条院は御譲位になった冷泉(れいぜい)院に御後嗣(こうし)のないのを御心の中では遺憾に思召(おぼしめ)された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...弘法大師や慈覚大師の御後姿とも思われる殊勝な善知識が...
柳田国男 「雪国の春」
...御後室の瑤泉院様に些細(ささい)な累(るい)をもおよぼしてはならぬと考えられて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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