...」「御尤もです、なア...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...もう寝るのはよした」「御尤もです...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...これを放したくないというお考えが両家におありになるのも御尤もでございます...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...「御尤も様でございます...
直木三十五 「南国太平記」
...御尤もさまで――」と...
直木三十五 「南国太平記」
...いちいち御尤もなこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...主人やお主婦さんの方でも「御尤も」といふ顔をしてゐた...
中原中也 「西部通信」
...はいはい御尤もさまで...
仲村渠 「果物屋の広告文」
...皆様の御驚きまことに御尤もと存じます...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「一々御尤も、そう言われると面目次第も御座らぬが、拙者にとっては八幡城を遁(のが)れて、山に入るのがせめても反逆で御座る――強力に存分に、思うところを押し進むる父上に、私風情が逆(さから)うことなど思いも寄らない」頼門にとって、それはまことに本音でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「御尤もで、皆川樣」平次はあつさり合槌(あひづち)を打ちました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「御尤もですが、これには深いわけがあります」「――――」お夏は端麗な顔を挙げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御尤もです、ただ私には露子の生霊が恐ろしかったのです...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...あなたのお言葉は至極御尤もです...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...御尤も御尤も」頭を下げたままの半三郎の眼から又も涙がハラハラと落ちた...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...「御尤もです...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この少年を支配している心理遺伝の内容次第だ」「御尤もで……実は私も...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「イヤ……重々御尤もです...
夢野久作 「復讐」
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