...彼は御寮人として宮廷に仕えている...
...彼女は御寮人として腕利きの医師とともに旅をしていた...
...御寮人は高貴な地位にあるが、厳しい規律が課せられる...
...彼は御寮人として宮中の祭典に参加した...
...御寮人たちは、宮廷内で重要な役割を果たしている...
...そのほかの態度やものごしなどがいかにも大家の御寮人(ごりょうにん)らしくおうようだったのかも知れませぬ...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...今に御寮人(ごりょうん)さんにお願いしてお春どんをお嫁に貰うのだなどと冗談を云っていた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「御寮人様(ごりょうんさん)」と...
谷崎潤一郎 「細雪」
...旦那さんや御寮人様が心配しておいでなさるでしょうから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「御寮人様(ごりょうんさん)...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中から御寮人様のブルーマーが出て来たのにはびっくりした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ちょっと御寮人様にお目に懸って今日のお礼を申さなければと思いまして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...只今(ただいま)御寮人様もこいさんも歌舞伎座へ行っていらっしゃいますが確かにそのことは直ぐにお伝え申します...
谷崎潤一郎 「細雪」
...或(あるい)は御寮人様も御承知のことなのかも知れず...
谷崎潤一郎 「細雪」
...鵙屋の御寮人(ごりょうにん)すなわち春琴の母のしげ女がふと厠に起きてどこからともなく洩れて来る「雪」の曲を聞いたのである...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...若いきれいな御寮人たちが...
吉川英治 「新書太閤記」
...御寮人の茶席へも通り...
吉川英治 「新書太閤記」
...御寮人の声である...
吉川英治 「新書太閤記」
...掏摸(すり)とは思えぬ品のよい御寮人様(ごりょうにんさま)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...してみると金持の御寮人(ごりょうにん)様かな...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...精々みたいに考えているからだよ」御寮人は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...奥の御寮人さまやお鶴様が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...天晴れ堂々たる御寮人様として押しだすすべを...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
便利!手書き漢字入力検索