...彼は御寮人として宮廷に仕えている...
...彼女は御寮人として腕利きの医師とともに旅をしていた...
...御寮人は高貴な地位にあるが、厳しい規律が課せられる...
...彼は御寮人として宮中の祭典に参加した...
...御寮人たちは、宮廷内で重要な役割を果たしている...
...冷えて叶(かな)わんけど」「御寮人様(ごりょうんさん)...
谷崎潤一郎 「細雪」
...蘆屋の御寮人様(ごりょうんさん)でっせ」と...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幸子は明け方、自動車が門の前を軋(きし)み出るのを夢うつつのうちに聞いて、ああこいさんが出掛けるのだなと思いながらうとうとしていたが、それからどのくらい立った時分か、襖(ふすま)を一寸ばかり開けて、「御寮人さん、―――」と云うお春の声がした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御寮人様や雪子娘(とう)さんが心配なすっていらっしゃいますから一遍いらしって下さいませと申し上げましたら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御寮人さんを呼んで来て欲しい仰っしゃっていらっしゃいますねん」「雪子ちゃん出えへんの?」「さあ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...………御寮人さんをお待ちになっていらっしゃいましたけど...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御寮人様が御覧になったらほんとにびっくりなさいます...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御寮人さんがお帰りになると直ぐでございました」「まだいやはるのん」「はあ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...折があったら一遍御寮人さんのお耳へ入れて置く方がよいのではないかと存じていたのでございました...
谷崎潤一郎 「細雪」
...鵙屋の御寮人は訝(いぶか)しみながらもその時は大して気にも止めず寝てしまったがその後二三度も夜中起き出(い)でるごとに耳についたことがありそう云えば私も聞きましたどこで弾いているのでござりましょう...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...私かてどない御寮人(ごりょうにん)さんに叱られまッか分れしまへんさかい...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...御寮人も一緒になって...
吉川英治 「新書太閤記」
...御寮人さまのお情けで...
吉川英治 「新書太閤記」
...川長の御寮人(ごりょうにん)様ではございませんか」渡舟(わたし)待ちの前から...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...御寮人(ごりょうにん)と娘の顔をじっと見た...
吉川英治 「宮本武蔵」
...御寮人は、首をかしげていたが、伊織のそばへ寄って来て、手や顔の血に、眉をひそめながら、「痛くないのかえ」と、訊いた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...何を拝んでいるのか――などと御寮人とその娘に訊ねられて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...御寮人(ごりょうにん)さまとお呼び...
吉川英治 「宮本武蔵」
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