...彼は御寮人として宮廷に仕えている...
...彼女は御寮人として腕利きの医師とともに旅をしていた...
...御寮人は高貴な地位にあるが、厳しい規律が課せられる...
...彼は御寮人として宮中の祭典に参加した...
...御寮人たちは、宮廷内で重要な役割を果たしている...
...御寮はちょうど私たちの真向うの席に就いた...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...桃葉湯(とうようとう)丁稚(でっち)つれたる御寮人(ごりょうにん)滴(したた)りの岩屋の仏花奉る七月八日 草樹会...
高浜虚子 「五百五十句」
...そのほかの態度やものごしなどがいかにも大家の御寮人(ごりょうにん)らしくおうようだったのかも知れませぬ...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...只今(ただいま)御寮人様もこいさんも歌舞伎座へ行っていらっしゃいますが確かにそのことは直ぐにお伝え申します...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御寮人様が御覧になったらほんとにびっくりなさいます...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御寮人さんがお帰りになると直ぐでございました」「まだいやはるのん」「はあ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...嫁御寮の一行はゾロゾロとこの家の下を通り過ぎて行ってしまいます...
中里介山 「大菩薩峠」
...若君樣の嫁御寮にもといふ話もあつたくらゐだ――いや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御寮人(ごりょうにん)さん――名さえまだうかがわないが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...お家内(いへ)はんも御寮(ごりよん)さんも娘(とう)はんも呼んで來い...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...蔵元屋の前の御寮さんが...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...ただの堅々しい御寮人さまか...
吉川英治 「大岡越前」
...これはこれは御寮人さままで...
吉川英治 「大岡越前」
...その茶わん屋の御寮人様が...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつも陽気な御寮人の姿も見えない...
吉川英治 「新書太閤記」
...嫁御寮(よめごりょう)か」さても天下の大変でも往来に起ったように...
吉川英治 「親鸞」
...してみると金持の御寮人(ごりょうにん)様かな...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...御寮人(ごりょうにん)さまとお呼び...
吉川英治 「宮本武蔵」
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