...第二は神尾の邸に侍女(こしもと)をしていた時の御守殿風(ごしゅでんふう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...御守殿風の椎茸髱(しいたけたぼ)になり...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...――それに御守殿(ごしゆでん)崩(くづ)しの襟脚が滅法綺麗だ」「何? 御守殿崩し?」「まさか椎茸髱(しいたけたぼ)ぢやねえが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――それに御守殿(ごしゅでん)崩しの襟脚(えりあし)がめっぽう綺麗だ」「何? 御守殿崩し?」「まさか椎茸髱(しいたけたぼ)じゃねえが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少なからず御守殿(ごしゅでん)の匂いのする...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御守殿風のお篠(しの)にひどく叱られたことが解つたのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なんとなく御守殿(ごしゅでん)風が匂います...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御守殿風のお篠にひどく叱られたことが解ったのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうせ唯(たゞ)の鼠(ねずみ)ぢやあるめえ」「御守殿(ごしゆでん)のお茂與(もよ)を親分知りませんか」「何? 御守殿お茂與? あれが御守殿のお茂與の化けたのか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御守殿お茂與といふのは一時深川の岡場所で鳴らした強(したゝ)か者で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御守殿お茂与という女を御存じでしょうね」「知っている...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「でも――」「御守殿お茂与に頼まれたことが気になるのかい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御守殿お茂与があの家の大納戸の中で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少し御守殿風な野暮つたさはありますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「御守殿崩しは、俺は嫌ひだよ」「へエ」「それにあの鼠の穴は、隣りの谷口金五郎の方から無理にあけたものだし、二階の手摺の具合ぢや、矢並行方といふ戀猫は、夜な/\庇(ひさし)を渡つて、あの手摺の下から覗いて居た樣子だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...娘を大名へ嫁(か)さした御守殿(ごしゅでん)ばかりもたいした数だという...
長谷川時雨 「西川小りん」
...二人とも御守殿風の長笄(ながこうがい)を横すじかいに崩(くず)し傾けて...
夢野久作 「名君忠之」
...御守殿(ごしゅでん)風な女ぞろいで...
吉川英治 「江戸三国志」
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