...私は彼の御存知のことではありません...
...御存知の通り、彼は非常に有能な人物です...
...この件に関しては、御存知の方にお尋ねする必要があります...
...御存知でしょうが、今月の売り上げは前年比10%増となりました...
...御存知の通り、来月から新しい制度が導入されます...
...御存知(ごぞんじ)なかったの?」「うん...
芥川龍之介 「たね子の憂鬱」
...この坊主がお経を出鱈目(でたらめ)によむのを御存知なく...
淡島寒月 「寺内の奇人団」
...「それに、妻子があつても、御存知の通り、自分はそれに全く愛情を持つことが出來ない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...貴方(あなた)も御存知のように...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...先生はそれをよく御存知だったじゃありませんか...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...不思議不思議! 閣下はこの男を御存知で?」「知らん」ヴァランタンはぶっきらぼうに云った...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...御存知ないでしょう」「まるで知りません」「まるで知らなくっていいの」「よくないったって仕方がないじゃありませんか...
夏目漱石 「明暗」
...読者諸君は御存知でしょう...
久生十蘭 「魔都」
...「貴女も御存知でいらっしゃいましょう...
松本泰 「日蔭の街」
...父と私との心持の相通じていた程度の濃やかさは御存知ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのひとは御存知ないが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かやうな事は千百年以前に御存知ゆゑ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「でも、御存知なの...
横光利一 「旅愁」
...あなたは御存知ですか...
横光利一 「旅愁」
...入江侍従が『おそらく御存知ありますまい』とつけ加えた...
吉川英治 「舌のすさび」
...世の辛(から)きを御存知ないのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...貴方なら御存知にちがいない...
吉川英治 「平の将門」
...もう御存知でござりますか」「たった今...
吉川英治 「茶漬三略」
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