...私は彼の御存知のことではありません...
...御存知の通り、彼は非常に有能な人物です...
...この件に関しては、御存知の方にお尋ねする必要があります...
...御存知でしょうが、今月の売り上げは前年比10%増となりました...
...御存知の通り、来月から新しい制度が導入されます...
...貴女は私の心を御存知でしょう...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...皆さんも御存知の通り木の皮の下には白い汁が流れて居ります...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...あなたが心配してゐらつしやるのを御存知ない事もないんでせうに...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...誰方もよく御存知でありましょうが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...あなたは何にも御存知ないのです」と太子は静かに...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...そこにおいでのお姫様は御存知ないかも知れませぬが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...私の執念深いのはあなたも御存知でしょう...
久生十蘭 「魔都」
...僕の佛蘭西語のあまり出來ないことは御存知のとほりだし...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...「ひどいわ、春子さんは、御存知のくせに...
牧野信一 「蛍」
...……なんだか御存知ですか……ここにあったのは……いま私が持っているのは……」「なんでございますの...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...あなたは御存知ないかもしれなかったが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どうとやらこうとやらを御存知なくておいでになられた御様子...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...陛下はちゃんとそれを御存知なのじゃないでしょうか...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...それは一体だれのことなの……」「御存知ないわけはございますまい...
吉川英治 「江戸三国志」
...よく御存知で……」「柳営には...
吉川英治 「江戸三国志」
...はや御存知で?」「読めたわ」「なんぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...もう御存知でござりますか」「たった今...
吉川英治 「茶漬三略」
...まだ何も御存知ないのだろう...
吉川英治 「夕顔の門」
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