...御大将、お帰りなさいませ...
...今回の作戦の指揮は御大将に任せます...
...御大将はこちらの席にお座りください...
...このお祭りでは、地元の御大将が練り歩きます...
...御大将に挨拶してから、会議を始めましょう...
...芝居の御大将計(ばか)りで無く...
石井研堂 「元日の釣」
...あれほど懇望したのに御大将は自分にはくれなかつた...
伊丹万作 「余裕のことなど」
...どんなものか」とにかく御大将(おんたいしょう)ともあれば...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...御大将(おんたいしょう)の眼前で晴れの武術を示すなど分に過ぎたる果報者(かほうもの)だと羨(うらや)んだものもあったろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...つぎに原田御大将一男殿ときている...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...御大将の菊地市長が出て来た...
夢野久作 「近世快人伝」
...しかし李典は、城内の空気に、なにか変な静寂を感じたので、「一応、われわれが、城門へぶつかって、小当りに探ってみますから、御大将には、暫時、進軍をお待ちください」と、忠言してみた...
吉川英治 「三国志」
...如何なされたか」「気早の御大将...
吉川英治 「三国志」
...御大将」「ひとつ...
吉川英治 「三国志」
...よろしく御大将と御舎弟とは...
吉川英治 「私本太平記」
...遥かに、さっきの市川大介(だいすけ)が、それを見つけて、「東軍の御大将、あれに流れついて在(お)わすぞ、つつんで、生擒(いけど)れや」と指さした...
吉川英治 「新書太閤記」
...御大将義元には、いずれに在(お)わすや」楠の後ろの辺りを中心に、十歩、二十歩、あなた此方、シャ嗄(が)れ声をしぼって駈けまわっていたが、そのうちに、一ヵ所の陣幕のすそが、烈風にふき煽(あお)られてぱッと剥(め)くられた刹那、チラと、その中にいた赤地錦の鎧直垂(よろいひたたれ)と八龍の兜との人影を、一閃(いっせん)の雷光(いなずま)の下に見つけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...「――あかんぜ、あの御大将は...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分の頸(くび)すじを平手で叩きながら――「御大将には...
吉川英治 「新書太閤記」
...なおお元気に」「たのもしい御大将ぶり」土下坐の民は随喜した...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれどただ、兵すべては、「御大将が、急ぐからには――」と、信念信頼の一点を、先頭の姿に託して、「死ぬも定(じょう)、生きるも定...
吉川英治 「新書太閤記」
...俺らの御大将まかせだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「――御大将が見ている」死も生も考えない決死の兵ではあるが...
吉川英治 「源頼朝」
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