...「御大名様、お元気ですか?」...
...「御大名は豪族を指す言葉である...
...「お疲れ様です、御大名のお返事お待ちしております...
...「御大名、こちらでございます!」...
...「今季は御大名がトレンドのようですね...
...盗みにはいつた御大名屋敷が七十六軒...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...京都宮樣方初め大阪表並に諸國御大名...
石川三四郎 「浪」
...まるで御大名で居られるんですからな...
大杉栄 「続獄中記」
...もう生涯(しょうがい)ロースの鍋(なべ)へ箸(はし)を着けちゃならんぞと云う命令はどんな御大名だって無理だ...
夏目漱石 「坑夫」
...御嬢さん、坊っちゃん、学者、世間見ず、御大名、にはこんなのが多くて、話が分り悪(にく)くって、困るもんだ...
夏目漱石 「坑夫」
...御大名の樣でよからうと思ふ...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...さすが御大名だけあって...
夏目漱石 「門」
...さすが御大名丈(おだいみやうだけ)あつて...
夏目漱石 「門」
...御武家や御大名方の紛紜(いざこざ)に立ち入るわけには參りません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...又御大名屋敷へ行くんで」「無駄を言ふな」街はもう薄暗くなつてをりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...或御大名のところへ生れ替つた...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...自分は両国の橋の上に御大名が御一人臥(のさ)って御座ったてふ古い古い大津絵節(おおつえぶし)に...
南方熊楠 「十二支考」
...昔の御大名の毛鎗の様な「けいとう」だの...
宮本百合子 「後庭」
...「あれは御大名の御隠居のお葬だらう」と云つたさうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...気儘(きまま)な御大名の気まぐれな思附きでも一方から見ればその大名の好事心...
柳田國男 「地名の研究」
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