...御報告ありがとうございます...
...御報復を辞さない覚悟はある...
...御報が届くまで、しばらくお待ちください...
...御報ランチの予約を入れたいのですが...
...御報をお聞かせください...
...私は昭和十六年四月十七日の湊川神社の大祭に神戸へ赴き神前にその旨を御報告お誓い申しあげて来た...
上村松園 「楠公夫人」
...直ちに御報告に伺います...
海野十三 「断層顔」
...実は御報告しなければならない重大な事柄が二つ重なって来たので...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...以上満足の身心を以て此現世にある御報酬として...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...一月十九日夏目金之助高浜様○明治四十年一月二十一日(葉書)拝啓 庄野宗之助君の宿所をちょっと御報知願度と存候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...をばさんは目をしよぼ/\させ乍(なが)ら首をかしぎ『順禮に御報捨』と絲のやうな聲を長く引つ張つてゐる...
高濱虚子 「俳諧師」
...つづいて当道場の特殊な療養生活に就いて少し御報告申しましょう...
太宰治 「パンドラの匣」
...その帰趨(きすう)に迷わしむる事件の御報告を申し上げるわけなのでありますが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...どうやらその日の暮しに差支えないだけは御報謝をいただきますんでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...いくらかの御報捨をして下さいますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...容子(ようす)は帰りがけに御報知を致す事にして...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...総監殿が溜池交叉点から桜田門までの間を慰労巡察されたという御報告を差しあげましたが...
久生十蘭 「魔都」
...後よりまたこれへ来て御報告いたしまする」そうつげると...
吉川英治 「上杉謙信」
...「最前からの、御報告のうち、一つ申し残しがございまする」「お袖、お燕のふたりの行方であろう」「お明察のとおりです」「同僚のふたりにたいして、そちは、明らかに申すのを、憚(はばか)っておったが」「よいか……わるいかと……」「あれ程、越前の虚心を、いっておいたが、まだそち達には、解(わか)りきれぬものか」「いや、御心中は、よく相分っておりますものの...
吉川英治 「大岡越前」
...おやめ下されたい」「いや、御報告には、いくらも他に人がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...君霊に御報告仕ります間...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...遮而(かへつて)尊書御報に罷成候...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...母公御報恩のためならば釈迦像がよろしゅうございましょう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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