...御報告ありがとうございます...
...御報復を辞さない覚悟はある...
...御報が届くまで、しばらくお待ちください...
...御報ランチの予約を入れたいのですが...
...御報をお聞かせください...
...御報告をいたします...
海野十三 「すり替え怪画」
...「それでは私も御報告をして置きましょう」と帆村探偵が...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...君から簡単に皆さんに御報告するがいい」云われて小林少年は一歩前に進み...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...まずは御報知まで 艸々...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...これも杉箸を杖の代りに持つてをばさんと仇名のある滑稽家の粟田が妙な身振りをして『順禮に御報捨』と可愛らしい聲を出す...
高濱虚子 「俳諧師」
...竹さんに就いての御報告を控えめにしていたが...
太宰治 「パンドラの匣」
...御報告はすべて私のこの眼で確かめて真なりと認めたことのみを...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...「御報謝を願います」と云って立った...
田中貢太郎 「長者」
...帰リマシテカラ後程結果ヲ御報告申シマス」ト云ッテ帰ッテ行ッタ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...端書は、今日二時東京着、たゞちに表面へ投宿、取敢へず御報、明日(あす)午前会(あ)ひたし、と薄墨(うすずみ)の走(はし)り書(がき)の簡単極るもので、表に裏神保町の宿屋(やどや)の名(な)と平岡常(ひらをかつね)次郎といふ差出人の姓名が、表と同じ乱暴さ加減で書いてある...
夏目漱石 「それから」
...今日もまた今朝(こんちょう)以来の出来事を御報知します...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...下手に廻り「御報捨」にてそを右手へ取直して僅(わずか)にささげ...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...くわしく御様子も陛下へ御報告したいのでございますが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「ただこんなようにたよりないふうでおいでになったと御報告をなさるほかはありますまい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...明日(あす)の新聞紙にも掲載致す手筈に相成っておりますのを取り敢えず皆様に御報告申上げた次第でございます...
夢野久作 「暗黒公使」
...それでお電話を差上るので御座いますが……その若様の御身(おみ)の上について大切な御報告を申上げたい事が御座いますので……ハイハイ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...変遷などの御報告があったものなのですが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...聖職と信仰とにたいする何たる侮辱でしょうかな? これは一つ伯爵閣下に御報告ねがいたいものですな...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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