...シンプルな御厨子を探している...
...古い家には必ずと言っていいほど御厨子がある...
...家に仏壇があるなら、御厨子に仏具を置くのがマナーだ...
...長年、御厨子に祖先の遺品をしまいこんでいた...
...御厨子の中には、大切な文化財が保管されていることもある...
...くつきりと御厨子の暗に浮出して來た...
薄田泣菫 「西大寺の伎藝天女」
...神棚から御厨子(みずし)を下ろし塵を清めて一番高い処へ安置し...
寺田寅彦 「祭」
...早速土蔵から御厨子を取寄せて見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御壇ノ帳(とばり)の蔭に冥々(めいめい)と立ち並んでいる先祖代々の位牌の御厨子を...
吉川英治 「私本太平記」
...元の御厨子ノ壇へ深く納め...
吉川英治 「私本太平記」
...ともかく御厨(みくりや)ノ伝次に駒を曳かせ...
吉川英治 「私本太平記」
...「お後からすぐ、人見新助、御厨ノ伝次、佐野十郎など、いつものお供輩(ともばら)をつかわしまする...
吉川英治 「私本太平記」
...御厨ノ伝次は、ふと、木枕から首をもたげて、「ははあ、また出かけたな...
吉川英治 「私本太平記」
...その後ろからはまた、御厨ノ伝次が、黙々として従(つ)いて来る...
吉川英治 「私本太平記」
...――要心の的の御厨ノ伝次は...
吉川英治 「私本太平記」
...その御厨ノ伝次は...
吉川英治 「私本太平記」
...御厨(みくりや)の野武士だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつでも御厨(みくりや)へたずねて来いよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ゆうべ御厨(みくりや)へ行って帰って来た稲田大炊助(おおいのすけ)なのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...御厨村(みくりやむら)へ向って殺到したが...
吉川英治 「新書太閤記」
...御厨(みくりや)の渡辺天蔵がいたことであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...御厨の職をうけられたと聞き...
吉川英治 「平の将門」
...おいいつけのように、私は、数日中に、御厨へ別れます...
吉川英治 「平の将門」
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