...皆様大変御元気でおかへりになりました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年一月号)」
...○清和天皇の貞観元年御年十五にて御元服...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...太宰さん、御元気ですか...
太宰治 「散華」
...御元気ですか、私は元気です、という事のほかには、なんにも言いたい事が無かったのであろう...
太宰治 「散華」
...御元気ですか...
太宰治 「散華」
...もう御元氣です...
太宰治 「道化の華」
...五月七日●昭和二十一年七月 大森区馬込末田方より 広島県佐伯郡平良村 原信嗣宛拝啓 その後は御無沙汰致して居りましたが御元気のことゝ存じます...
原民喜 「書簡」
...それでは御元気で居て下さい...
原民喜 「書簡」
...それでは御元気でゐて下さい...
原民喜 「書簡」
...私だけを相手にされていた時よりもずっと御元気になられたようだった...
堀辰雄 「菜穂子」
...島田の方も御元気...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どうぞ御元気で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...翌年の二月に東宮の御元服があった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...賭弓(かけゆみ)の席には皇子がたの御元服あそばしたのは皆出ておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あなたは御元気がなく...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...やがて皇太子も御元服となられたのを機(しお)に...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...――足利家代々の苔さびたおくつきに額ずいた後で」「特に、若殿御元服の日、その報告を御先祖にささげられた後で、重臣どもの意見の相違から、ついに“置文(おきぶみ)”の披見なく、御帰館となったことは、なお御記憶でござりましょうが」「はて、置文とは」「足利家七代の君、若殿には御祖父にあたる家時公の御遺書のことでござりまする」肺腑を突くとは、こんな言を擬して、一瞬(とき)、はっと息を呑ませる鋭さをいうのだろう...
吉川英治 「私本太平記」
...「――もはや御元服なされた上は...
吉川英治 「私本太平記」
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