...やりとりには神経を使わないといけない御事だ...
...箴言三十一章で「よく働き、冬の間自己の御事の食物を取りいれよ」と言われている...
...御事をお忘れになったら、早めにお詫びを言って訂正しなければならない...
...御事のため、今日はお忙しいですか?...
...御事については私に相談してください...
...甚(どんな)御事情だかも知れねえども...
石川啄木 「足跡」
...神武天皇の御事蹟は...
武田祐吉 「古事記」
...伊勢大廟の尊き御嫡流の御方の御事は纔かに偲び奉るさへ...
太宰治 「右大臣実朝」
...御事情があるやうだ...
田中貢太郎 「蟇の血」
...他に御事情があればなんですが...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...是又忝(これまたかたじけなき)御事共に候...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...河井道子先生と其御事業を御守り下さい...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...私は先生の御事を思い申上げている時が...
豊島与志雄 「一つの愛情」
...どのように御心痛の御事でございましょう...
豊島与志雄 「一つの愛情」
...粟野君が後宇多天皇の御事蹟を委しくお話せられたやうですが...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...何か御事情がおありになるんですか...
正宗白鳥 「奇怪な客」
...主上疱瘡の御事ある時は坂本山王の社に養える猴必ず疱瘡す...
南方熊楠 「十二支考」
...ついては養子にも心配も多々ありし御事と存じ候間...
武者金吉 「地震なまず」
...六丸殿の御事(おんこと)心に懸(か)かり...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...御事情は私(あっし)が見貫(みぬ)いております...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...妾は父上の御事、鬼三郎ぬしの御事、又は明日(あす)をも計り知られぬ身の行末の事など、跡かたもなく忘れ果てゝ此寺に留まり、和尚の心のまゝに身を任せつゝ、世にも不思議なる年月を送り侍りぬ...
夢野久作 「白くれない」
...御承知の御事(おんこと)とは存じますが...
夢野久作 「暗黒公使」
...――われらにもちと解(げ)しかねるので、御事情のほど、また御再考もあらばと――実は今の今まで、御前において再評議もあったのじゃ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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