...ビールを売る店のお内儀(かみ)にコソコソ耳うちしてそのうしろの御不浄に出かけた...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...御不浄(ごふじょう)はないのですか?」夫人は顔をすこしばかり顰(しか)め...
海野十三 「振動魔」
...御不浄の仕末以上にもの悲しく...
太宰治 「新釈諸国噺」
...いちど御不浄に立った...
太宰治 「新樹の言葉」
...御不浄を一ばん綺麗にお掃除していました...
太宰治 「新樹の言葉」
...御不浄に立ったときのことと...
太宰治 「新樹の言葉」
...」「御不浄に起きたのと違うの?」竹さんは...
太宰治 「パンドラの匣」
...その貴族の一件でね、あいつ大失敗をやらかしてね、誰かが、あいつをだまして、ほんものの貴婦人は、おしっこをする時、しゃがまないものだと教えたのですね、すると、あの馬鹿が、こっそり御不浄でためしてみて、いやもう、四方八方に飛散し、御不浄は海、しかもあとは、知らん顔、御承知でしょうが、ここの御不浄は、裏の菓物屋さんと共同のものなんですから、菓物屋さんは怒り、下のおかみさんに抗議して、犯人はてっきり僕たち、酔っぱらいには困る、という事になり、僕たちが無実の罪を着せられたというにがにがしい経験もあるんです、しかし、いくら僕たちが酔っぱらっていたって、あんな大洪水の失礼は致しませんからね、不審に思って、いろいろせんさくの結果、眉山でした、かれは僕たちにあっさり白状したんです、御不浄の構造が悪いんだそうです...
太宰治 「眉山」
...御不浄へ行く前でよかった...
太宰治 「眉山」
...御不浄から出て来た足では...
太宰治 「眉山」
...君はいつでもたったいま御不浄から出て来ましたって顔をしているが...
太宰治 「眉山」
...御不浄へ行って来たのである...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...御不浄はこっちよ...
豊島与志雄 「紫の壜」
...御不浄(ごふじょう)へ行くと言って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御不浄(ごふじょう)の窓から覗くと...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...しまひには御不浄に通ふことさえ本人の意志どほり行かなくなつたので...
原民喜 「二つの死」
...御不浄とか手洗とかみたいに多少間接的な呼び方である...
山之口貘 「おきなわやまとぐち」
...姫草さんが夜中に御不浄に行かれる時なぞ...
夢野久作 「少女地獄」
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