...御一同に感謝の気持ちを伝えたいと思います...
...御一同には大変ご迷惑をおかけしてすみません...
...御一同からのご意見をお待ちしております...
...御一同が集まれば、必ず盛り上がること間違いなしです...
...御一同が揃うと、いつも笑いが絶えません...
...御一同の忠義に感じると...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...御一同は一歩たりともこの室から外へ立出でないように願いたいと申渡して...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...私たのまれもせぬに御一同に代り...
太宰治 「喝采」
...御一同も人が悪すぎますぞ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...御一同にだまされて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...いや君や御一同は...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...唯先生を中心として起った悲劇に因(よ)り御一同の大小(だいしょう)浅深(せんしん)さま/″\に受けられた苦痛から最好きものゝ生れ出でんことを信じ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...皆さん御一同をここへ呼んだのだってことは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それでは、御一同」と、云って、山田一郎右衛門は、立上った...
直木三十五 「南国太平記」
...今のうち御一同は船へお引揚げなさい...
中里介山 「大菩薩峠」
...「およその形勢は」――御一同...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...……たのむ』云い終ると、もう駒の背に返って、『御一同、おさらばです』黙然と、うなだれていた安中三郎進は、『暫くお待ちください』と、前へ駈けまわって、口輪をつかんだが、涙ばかりがあふれて、俯向(うつむ)いていて何も云えなかった...
吉川英治 「篝火の女」
...そして、「しからば、これを以て、御裁可を仰ぐことといたせば、御一同は、各のお支度部屋へ退がって、暫時、御休息をとられたがよろしからむ」と、人々に一応の退座をうながしてから、内管領ノ長崎高資と赤橋守時のふたりだけが、そこから執権御座所の方へ先に立って行った...
吉川英治 「私本太平記」
...「侍童(じどう)の頃より、弁ノ殿に長く仕えてまいった雑色(ぞうしき)の菊王にござりまする」「申しおくれた、それがしは船木頼春……」と、いいかけて彼は、ちらと、右少弁俊基(うしょうべんとしもと)の顔を見たが、俊基がゆるしている風なので、「じつ、お恥かしい次第だが、わが妻の嫉妬が因(もと)となって、かの正中の禍(わざわ)いをひき起し、宮方御一同へ、言いようなき破綻(はたん)の厄(やく)をおかけしたので、この身も、死しておわびすべきを、弁ノ殿から、やれ待て、死ぬなら、よい死に場所をほかに求めよと、お諭(さと)しうけて、いまだにこの地で、のめのめ生き長らえている者でおざる」と、彼はいった...
吉川英治 「私本太平記」
...信長の居間にあてられている奥のほうからずかずか出て来て、「御一同、まだ寝ないのか」と、そこを覗いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...御一同の破滅です...
吉川英治 「新書太閤記」
...『――今、御一同が、とにかく藩邸へ駈け戻って、有(あり)の儘(まま)、源吾殿まで、御相談に参った...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...また、べつな三方には、用意して来た杯が乗せられ、側の盆には銚子(ちょうし)も供えて、「さて、御一同」と、年長の内海(うつみ)孫兵衛丞から、改った挨拶が述べられた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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