...この「道」に從はざる民族は衰滅する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...二人の從者が駈け寄りざま...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...兩個は從來龍の持つてゐた『物の價値』について...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...「遣れるだけ遣りますわ」と照ちやんは從順に言つた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...優游自適其の好む所に從ふ...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...早朝從姉と私は六日間樂しく過した故郷に別れを告げ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...製本などに從事して下さつた人々にお禮を申上げたい...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...飽くまで從容自若たり斯くの如き討論家は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...從つてこの一派よりは舊史を考訂する學問といふべきものが出た...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...この法則に從ふことは...
日本国 「日本國憲法」
...從來の詩學の見地よりすれば...
萩原朔太郎 「青猫」
...從つてそこでは主體は舞臺の前面より姿を消すに相違ないが...
波多野精一 「時と永遠」
...從つて結局實在的なる他者へのそれでなければならぬ...
波多野精一 「時と永遠」
...昔國王はこゝから人民の農業に從ふ所を見たと言ひ...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...本書活用の上に至便なるものにして從來此の種の著書に其の比を見ない所である...
本多靜六 「大植物圖鑑」
...從つて現實的な時間はそれぞれの場合に於てそれぞれ異つてゐる...
三木清 「歴史哲學」
...風從レ虎...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...主權は從來から國民全體にあつたので...
山浦貫一 「新憲法の解説」
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