...彼の得意とするところは壇の浦合戦平家一門入水の篇(くだり)でありました...
稲垣巖 「父八雲を語る」
...彼の得意とするところは...
犬田卯 「橋の上」
...肖像彫刻は彼等の最も得意とするところであったに違いない...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...わしの得意とするところじゃが...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...立聞きはあたしの得意とするところだから...
久生十蘭 「だいこん」
...最も得意とするところで...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...遺題を解いて公にするのは得意とするところであり...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...さんの最も得意とするところで...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...(a)どうも一瞬の間に事をしてのけるのは機知が得意とするところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...下手が得意とするところの球である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかもバックの得意とするところは...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...喰べる時の風味のよさが翁の楽みとし得意とするところらしかった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...寧ろ能楽の最も得意とするところである...
夢野久作 「能とは何か」
...その中(うち)でも和蘭(オランダ)語は最も得意とするところであった...
夢野久作 「名娼満月」
...外交才能の優は南方人たる呉の得意とするところだ...
吉川英治 「三国志」
...公卿の得意とするところである...
吉川英治 「私本太平記」
...この仕事はロレンソの最も得意とするところであった...
和辻哲郎 「鎖国」
...パヴローヴァとしては特に得意とするところではないであろうが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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