例文・使い方一覧でみる「得々」の意味


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...(得々(とくとく)と)黄泉の使も情(なさけ)だけは心得ているつもりなのです...   と)黄泉の使も情だけは心得ているつもりなのですの読み方
芥川龍之介 「二人小町」

...軽蔑の意味をもってこれを呼び得々(とくとく)としている者もあるように見受けるが...   軽蔑の意味をもってこれを呼び得々としている者もあるように見受けるがの読み方
丘浅次郎 「戦争と平和」

...作家がその小感動を述べて得々(とくとく)としているのを見ると虫唾(むしず)が走るのである...   作家がその小感動を述べて得々としているのを見ると虫唾が走るのであるの読み方
高浜虚子 「俳句への道」

...自分の知識みたいにして得々として語るというのは...   自分の知識みたいにして得々として語るというのはの読み方
太宰治 「誰」

...得々(とくとく)としていたのは...   得々としていたのはの読み方
太宰治 「春の盗賊」

...彼は得々たるものです...   彼は得々たるものですの読み方
谷崎潤一郎 「幇間」

...私は母に得々(とくとく)とその話しをした...   私は母に得々とその話しをしたの読み方
徳永直 「戦争雑記」

...歴史はとにかく彼等はかかる異様な風態をして夜間だけは得々(とくとく)たるにも係わらず内心は少々人間らしいところもあると見えて...   歴史はとにかく彼等はかかる異様な風態をして夜間だけは得々たるにも係わらず内心は少々人間らしいところもあると見えての読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...本来なら赤面してしかるべきのを得々(とくとく)と履行(りこう)して未来の紳士だと思っている...   本来なら赤面してしかるべきのを得々と履行して未来の紳士だと思っているの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...得々(とくとく)揚々として...   得々揚々としての読み方
長谷川時雨 「芳川鎌子」

...旧大名中の剛の者といわれて得々としていた...   旧大名中の剛の者といわれて得々としていたの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...当時流行の青面書生(せいめんしょせい)が家老参事の地位を占めて得々たるがごとき奇談をも出現すべきはずなるに...   当時流行の青面書生が家老参事の地位を占めて得々たるがごとき奇談をも出現すべきはずなるにの読み方
福沢諭吉 「旧藩情」

...お山の大將のほこりを得々としてひけらかした...   お山の大將のほこりを得々としてひけらかしたの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...得々仰彼蒼...   得々仰彼蒼の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...ヘルミット然たる佐田介石師が「ランプ」亡国論や天動説を著して得々乎として我道将(ま)さに行はれんとすと唱はれたる時代もありき...   ヘルミット然たる佐田介石師が「ランプ」亡国論や天動説を著して得々乎として我道将さに行はれんとすと唱はれたる時代もありきの読み方
山路愛山 「英雄論」

...得々としてゐたからでもある...   得々としてゐたからでもあるの読み方
吉川英治 「折々の記」

...ずいぶん褒めてもらうつもりで市松は得々と戦況をはなした...   ずいぶん褒めてもらうつもりで市松は得々と戦況をはなしたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...得々(とくとく)と大坂城へつれ帰ったのではあるが...   得々と大坂城へつれ帰ったのではあるがの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「得々」の読みかた

「得々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「得々」

「得々」の英語の意味


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