「得」の意味
利益を得ること
小説での「得」の使い方
...フランシスはさうだと答へざるを得なかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...この御下命を得ました当時は...
上村松園 「あゝ二十年」
...得意の警句や物真似(ものまね)などを出し惜しみせずに連発して...
谷崎潤一郎 「細雪」
...青雲の志を得んがために...
田山花袋 「田舎教師」
...または一種のインスピレエションを得ることもあろう...
津田左右吉 「芸術と国民性」
...矢張りその方面の智識なくしては探偵小説が書き得ないからである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...今日レコードが想像し得る最上の演奏で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...我々を何んと心得て仲間外れにするのだ」「飛んでもない――あ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...より説得力があり現実的であるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...十字架の旗印(はたじるし)の勝利を得る爲めに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...この稿を仕上げ得られゝば幸ひだから...
牧野信一 「川蒸気は昔のまゝ」
...到底犯し得ぬ貴重なものに変つた...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...情感へのアッピールの調子から理性への説得にうつった...
宮本百合子 「巖の花」
...なおこのように充ち満ち得るということ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...アエトリア人とローマ人とが協力して得た戦勝の光栄を相争ったことを語るにあたって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...要領を得ませんでしたので……しかしどうしてソンナ事実をお調べになりましたか」「……ところでこれは...
夢野久作 「少女地獄」
...譬へばもしも明らかに故意の殺人ではなかつたと知り得ることの出来る判事自身でさへ...
横光利一 「マルクスの審判」
...秀吉は崇高な感激と涙なきを得なかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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