...彼は従五位下の身分でした...
...従五位下への昇進を目指している...
...私の祖先は従五位下の武士でした...
...従五位下の位階について調べています...
...従五位下に昇進した人の名前が掲載されている...
...従五位勲三等河野英臣の発議に因て...
泉鏡花 「婦系図」
...御身分は中宮叙爵の従五位下といふむしろ低位のお方なのに...
太宰治 「右大臣実朝」
...大宮司は従五位上肥後守といっていたが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...それとも従五位(じゅごい)の槍が怖(こわ)いかな」芹沢はこういって近藤...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬から下りて従五位の槍を槍持の手から受取った高橋伊勢が...
中里介山 「大菩薩峠」
...従五位(じゅごい)まで買った連中(れんじゅう)は金さえあれば何でも出来るさと金庫を横目に睨(にら)んで高(たか)を括(くく)った鼻先を虚空(こくう)遥(はる)かに反(そ)り返(か)えす...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...「お前さんは従五位下出雲守頼門様さ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...従五位下朝散太夫の唐名をもった人が...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...四歳にして従五位下に叙せられた...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...徳川家康(とくがわいえやす)(従五位上侍従このとき三十一歳)は紺いろに葵(あおい)の紋をちらした鎧(よろい)直垂(ひたたれ)に...
山本周五郎 「死處」
...が、かさねて優渥(ゆうあく)なお沙汰を賜うて、従五位下、左近衛少将に叙任(じょにん)せられた...
吉川英治 「新書太閤記」
...従五位下をもらった...
吉川英治 「平の将門」
...丹波一国を領して、身は亀山の城に君臨し、位階は従五位下、族を惟任(これとう)と改め、日向守(ひゅうがのかみ)に任官なされて、天下の府、安土(あづち)奉行衆の一席をも占めておられる...
吉川英治 「茶漬三略」
...参河守(みかわのかみ)に任官され従五位下に叙(じょ)せられておるではございませんか」「よいではないか...
吉川英治 「源頼朝」
...正(しょう)一位八十町より従五位八町まで...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...従五位との間の相違のあまりにも著しいのに驚かざるを得ない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...従五位と正六位との間のあまりにもはなはだしい収入の相違が緩和されるのである(2)...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...(2)従五位は禄三十四石余...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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