...川を徒渉するのは危険です...
...峡谷を徒渉する経験がある人には、本当にすごい人がいます...
...昨日、徒渉の際に足を滑らせて怪我をした...
...強い流れによって徒渉ができない場合があります...
...徒渉する前に必ず水深や流れを確認しましょう...
...川を徒渉する時、少し冷たい思ひをすれば誰れでも、又いくらでも逃げ出せる場所であつた...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...何十回も川を徒渉(としょう)して歩いた...
石川欣一 「比島投降記」
...他の従者は庭で徒渉に濡れた衣類を乾かすのであった...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...こゝより溪を上に徒渉して...
大町桂月 「赤城山」
...幾度も忠別川を徒渉せざるべからざるが...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...外を出歩く時雨上りの泥水の中をざぶざぶと徒渉(かちわた)りしても...
薄田泣菫 「春の賦」
...吾々は無事に岸まで徒渉することが出来た...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...水圧のために徒渉者の足に堅くこたえてさわるようになった砂の底に印された波の条目(すじめ)と...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...一時間ばかり行って只見川を徒渉して西岸を辿った...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...徒渉るのと見えて大きな岩が川の中に並んでゐる...
竹久夢二 「砂がき」
...徒渉しなけれはならぬかも知れない...
田山録弥 「行つて見たいところ」
...ザル瀑の上の一枚岩を徒渉する...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...徒渉は譯(わけ)はないが積み重なる岩石や...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...人間の徒渉できる程度の浅瀬は一ヵ所もない...
吉川英治 「上杉謙信」
...徒渉(としょう)もできる...
吉川英治 「三国志」
...死を決して志染川(しそめがわ)を徒渉(としょう)し...
吉川英治 「新書太閤記」
...桂川を徒渉(としょう)してゆくのを見て...
吉川英治 「新書太閤記」
...銚子の河口であれだけの幅を持つた利根が石から石を飛んで徒渉出來る愛らしい姿になつてゐるのを見ると...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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