例文・使い方一覧でみる「後見役」の意味

...彼女は義父の後見役をしています... 彼女は義父の後見役をしていますの読み方

...弟の後見役として、法律的な手続きを踏みました... 弟の後見役として、法律的な手続きを踏みましたの読み方

...病気で判断力が低下した父親の後見役に就任しました... 病気で判断力が低下した父親の後見役に就任しましたの読み方

...後見役制度を利用して、身体障害者の支援を行っています... 後見役制度を利用して、身体障害者の支援を行っていますの読み方

...遺言書には、子供たちが相談できるように後見役を指定しています...

...後見役といった立場に在るのを幸い... 後見役といった立場に在るのを幸いの読み方
江戸川乱歩「孤島の鬼」

...後見役たる自分は小道具の首を出さうとして... 後見役たる自分は小道具の首を出さうとしての読み方
江見水蔭「硯友社と文士劇」

...是非一つ後見役を叔父さんにお願ひしたいんだが……」「なあに... 是非一つ後見役を叔父さんにお願ひしたいんだが……」「なあにの読み方
薄田泣菫「茶話」

...太閤殿下より後見役として中村式部少輔どの... 太閤殿下より後見役として中村式部少輔どのの読み方
谷崎潤一郎「聞書抄」

...私も園田の後見役として... 私も園田の後見役としての読み方
徳田秋声「仮装人物」

...聞き捨てにして徐々（そろそろ）と前へ歩んで行くから、高部もいささか張合いが抜けて業（ごう）が煮え、「生国（しょうごく）と姓名を名乗らっしゃい」高部はまたも竜之助の肩をこづき立てましたから、竜之助が、「生国は下総国、猿島郡（さしまごおり）」と何のつもりか出鱈目（でたらめ）のところを述べると、この時まで、後見役気取りで、あとについて来た三人のうちの仏頂寺が、急に二人の横を摺（す）り抜けて前へ出てしまいましたから、高部はちょっとその挙動を怪しみました... 聞き捨てにして徐々と前へ歩んで行くから、高部もいささか張合いが抜けて業が煮え、「生国と姓名を名乗らっしゃい」高部はまたも竜之助の肩をこづき立てましたから、竜之助が、「生国は下総国、猿島郡」と何のつもりか出鱈目のところを述べると、この時まで、後見役気取りで、あとについて来た三人のうちの仏頂寺が、急に二人の横を摺り抜けて前へ出てしまいましたから、高部はちょっとその挙動を怪しみましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...半分は後見役（こうけんやく）で... 半分は後見役での読み方
長谷川時雨「大橋須磨子」

...後見役のおやすさん... 後見役のおやすさんの読み方
長谷川時雨「大橋須磨子」

...昔風なところはあるが気だてのよい後見役ができるであろうとこんなことを思って...
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...聡明（そうめい）な後見役として女御の母であるのに最も適した性格であったと源氏は故人が思い出されて... 聡明な後見役として女御の母であるのに最も適した性格であったと源氏は故人が思い出されての読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...乳母（めのと）などという後見役の者も... 乳母などという後見役の者もの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...「女御（にょご）のあの後見役はたいしたものではあるまいと軽く見てかかった相手ですが... 「女御のあの後見役はたいしたものではあるまいと軽く見てかかった相手ですがの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...後見役という実権をもって坐った... 後見役という実権をもって坐ったの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...亀千代の後見役として... 亀千代の後見役としての読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...おれは後見役であって... おれは後見役であっての読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...おれは後見役として... おれは後見役としての読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...一ノ関は伊達家の後見役というばかりではない... 一ノ関は伊達家の後見役というばかりではないの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...副将の吉田忠左衛門はその後見役... 副将の吉田忠左衛門はその後見役の読み方
吉川英治「新編忠臣蔵」