...後藤末雄(ごとうすえお)君が立っている...
芥川龍之介 「葬儀記」
...「その主義の違つてる後藤男から五千といふ纏(まと)まつた金を借出す事は...
薄田泣菫 「茶話」
...私と後藤氏とは上野発の汽車で出掛けたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...東北の馬産地で盛んに後藤先生の馬を欲しがった...
高村光太郎 「回想録」
...やはり後藤先生と同じく...
壺井栄 「二十四の瞳」
...此に彼れの性格を判斷せしむる面白き一事實あり彼れが前年井上條約案に反對運動を試み居るの際なりき一日故後藤伯の馬車を借り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...後藤の小倅のところへ切り込んでくれさえすれば...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...一石橋を架けたといふ後藤縫殿助を筆頭に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後藤新平は頂天立地一個の後藤新平である...
二葉亭四迷 「旅日記」
...初めて後藤春が『渓蛮叢笑』に載っている燕子花は藤生でカキツバタには合わぬと喝破し...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...後藤雄次郎作の仏を刻んだ六角の石灯籠の姿が大へんに好かつた...
室生犀星 「故郷を辞す」
...只(ただ)その中に警視庁の不良少年少女係後藤四方太氏はこの稿のために非常に有力なヒントを与えてくれた...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...――この後藤祐乗(ゆうじょう)の鍔は...
吉川英治 「大岡越前」
...後藤とも面会いたし...
吉川英治 「黒田如水」
...――何となれば、老臣の後藤将監、小森与三左衛門など、すでにそれがしとの意見の一致を見、ある少数だけの犠牲(ぎせい)を以て、全城の将士を助けたいものと、彼から希(ねが)っていることでありますから」官兵衛の言は自信にみちていた...
吉川英治 「黒田如水」
...金具彫刻は後藤平四郎...
吉川英治 「新書太閤記」
...城中の後藤将監と会って参りますが」「いや...
吉川英治 「新書太閤記」
...「…………」家老の後藤将監も...
吉川英治 「新書太閤記」
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