...後藤君が此函館に來たについちや...
石川啄木 「漂泊」
...逓信大臣後藤象二郎が巨躯を悠然とかまえていて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その儘になつた金が後藤男の手もとに残つてでもゐるやうに極(ごく)手軽に言つて退(の)けた...
薄田泣菫 「茶話」
...ここに私の親友に後藤貞行という人があります...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...どうか後藤氏を公に使うようなことに...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...後藤君は押し返して...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...後藤先生は元から馬の先生だから二頭ほど馬を持っていて...
高村光太郎 「回想録」
...東北の馬産地で盛んに後藤先生の馬を欲しがった...
高村光太郎 「回想録」
...後藤良君も木彫で仲間であったが...
高村光太郎 「美術学校時代」
...之が後藤農相の農村対策第一歩としての...
戸坂潤 「社会時評」
...後藤又兵衛と塙(ばん)団右衛門とが乗込んで来る...
中里介山 「大菩薩峠」
...後藤子爵の一行と欧米視察の途に上り...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...此に於てか門人後藤世張を随へ手抄杜韓蘇古詩三巻...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...後藤の親分も馬鹿馬鹿しいと知りながら...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...この大規模な設計は如何にも後藤新平氏の総裁時代に出来ただけの事はあると首肯(うなづ)かれる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...――この後藤祐乗(ゆうじょう)の鍔は...
吉川英治 「大岡越前」
...若い方が、後藤助光...
吉川英治 「私本太平記」
...家老後藤将監も、もちろん鉄石の心に、今とて寸分の揺るぎもない...
吉川英治 「新書太閤記」
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