...大袈裟に顔を顰蹙(しか)めて右の手で後脳を抑へて見せた...
石川啄木 「病院の窓」
...成るべく厭に見える様に顔を顰蹙(しか)めたり後脳を抑へて見たりし乍ら...
石川啄木 「病院の窓」
...後脳を引掴(ひッつか)むようにして椅子にかかっていたのは...
泉鏡花 「婦系図」
...しっかと後脳を抱いた...
泉鏡花 「婦系図」
...李張の手にした矢が飛んでその前額(ぜんがく)から後脳(こうのう)にかけて貫(つらぬ)いた...
田中貢太郎 「悪僧」
...後脳のところを検べた...
田中貢太郎 「劉海石」
...後脳が斬り取られたように軽い感覚の無い眩惑を感じた...
室生犀星 「三階の家」
...かれの後脳を叩いた...
室生犀星 「幼年時代」
...後脳部に叛骨が隆起しています...
吉川英治 「三国志」
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