...ノホホンだの後生楽(ごしょうらく)だの仙人だの若隠居だのという冷罵を我々は何百遍何千遍も浴びせられた...
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」
...後生楽に暮らすんだ...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...この後生楽(ごしょうらく)は何たることだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...人間、どうしたらこうも呑気に、じだらくに生きられるものか、おいらなんぞはそれからそれと夜も眠れねえで、身体が二つあっても、三つあっても、足りねえ世の中に、この先生ときては、この後生楽だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...後生楽に生れて来た奴は仕合せだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...梨ば食べれば後生楽(ごしょうらく)じゃがな...
中村地平 「南方郵信」
...)一岐阜の伊奈波(いなば)さま五穀の護り五穀みのれよ世は穏(おだやか)に二五穀みのればお百姓繁昌雨もうるほせ彌日(いやひ)も照らせ三里の後生楽(ごしやうらく)五穀が大事五穀波うて穂に穂もなびけ四雨が片降りや日が出て照らせ旱魃(ひでり)つづかば雨雲おこせ五今年や世がよい家棟(やむね)の上で岐阜の伊奈波さまこの里護る...
野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
...あんな後生楽(ごしょうらく)を並べていたお前さんでも...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...俺一人後生楽を定めてはいられん...
正岡容 「寄席」
...後生楽なもんだて! はあ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...後生楽なもんだて! はあ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...後生楽(ごしょうらく)な音(ね)を吹きやがって...
吉川英治 「新・水滸伝」
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