例文・使い方一覧でみる「後棒」の意味


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...先棒の姿は後棒に見えるが...   先棒の姿は後棒に見えるがの読み方
伊丹万作 「演技指導論草案」

...「おおっ――手を握ったか」後棒が...   「おおっ――手を握ったか」後棒がの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...「それ出た」それくらいのことは心得た後棒の若い者...   「それ出た」それくらいのことは心得た後棒の若い者の読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...後棒の若い衆は思わず跳ね飛ばされて尻餅をつくと...   後棒の若い衆は思わず跳ね飛ばされて尻餅をつくとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...後棒を担いだ若い者は...   後棒を担いだ若い者はの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...少し重いように思いましたが」後棒の老巧なのが小首を傾けるのです...   少し重いように思いましたが」後棒の老巧なのが小首を傾けるのですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...後棒へまた二人取りついて...   後棒へまた二人取りついての読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...後棒につかまっているのが...   後棒につかまっているのがの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...後棒が変な奴だというように...   後棒が変な奴だというようにの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...「後棒、それじゃ太夫さんのお言葉にしたがったほうが――」「その方が気持がいいとおっしゃるなら――」一人が揃えた雪駄(せった)に、内端(うちわ)な白足袋(しろたび)の足がかかる...   「後棒、それじゃ太夫さんのお言葉にしたがったほうが――」「その方が気持がいいとおっしゃるなら――」一人が揃えた雪駄に、内端な白足袋の足がかかるの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...先棒、犬を散らしてやろうぜ」空かごを投げ出して、後棒が、息杖をふりかざして、飛んで来て、「しッ! しッ! 畜生! なぐるぞ! ぶち殺すぞ!」と、三、四匹の、野良犬を追ッぱらって、立ちすくんだ浪路に目をつけて、「ところで、ねえさん、この夜更けに、おひろいじゃあ、犬も跟(つ)きやすぜ――どこまでか知れねえがおやすくめえりやしょう、おのんなせえな」と、言うところを、先棒も近づいて、「犬を散らして上げた御礼というのじゃあねえが、どうだ、安く、御乗んなすって――」「まあ、穿(はき)ものもなにもねえじゃあありませんか――」と、後棒...   先棒、犬を散らしてやろうぜ」空かごを投げ出して、後棒が、息杖をふりかざして、飛んで来て、「しッ! しッ! 畜生! なぐるぞ! ぶち殺すぞ!」と、三、四匹の、野良犬を追ッぱらって、立ちすくんだ浪路に目をつけて、「ところで、ねえさん、この夜更けに、おひろいじゃあ、犬も跟きやすぜ――どこまでか知れねえがおやすくめえりやしょう、おのんなせえな」と、言うところを、先棒も近づいて、「犬を散らして上げた御礼というのじゃあねえが、どうだ、安く、御乗んなすって――」「まあ、穿ものもなにもねえじゃあありませんか――」と、後棒の読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...「おまちどおさん」後棒...   「おまちどおさん」後棒の読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...一六「出なせえよ、ねえさん、さあ、ここが山ノ宿、たずねるお人のお宿――」と、一人がいって、垂れの中の、白い顔をのぞき込んでいるうちに、後棒が、どんどんと、お三が宿の、入口の雨戸を叩いて、「ばあさん、お客さまだ――早いとこ、あけてくれ」ドン、ドン、ドン――と、手ひどいひびきに、中から、まだ、寝ついてはいなかったらしく、「おい、今あけるッたら、荒っぽくされちゃあ、曝(さ)れた戸に、ひびがはいってしまわあな!」と、皺枯れた調子...   一六「出なせえよ、ねえさん、さあ、ここが山ノ宿、たずねるお人のお宿――」と、一人がいって、垂れの中の、白い顔をのぞき込んでいるうちに、後棒が、どんどんと、お三が宿の、入口の雨戸を叩いて、「ばあさん、お客さまだ――早いとこ、あけてくれ」ドン、ドン、ドン――と、手ひどいひびきに、中から、まだ、寝ついてはいなかったらしく、「おい、今あけるッたら、荒っぽくされちゃあ、曝れた戸に、ひびがはいってしまわあな!」と、皺枯れた調子の読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...「して、お客ッてえのは?」「さあ、ねえさん、出なせえったら――」と、後棒――さては、悪い雲助に、かどわかされた――と今更、思い知った浪路、逃れるにも逃れるすべもなく、かごの中に、小さく身をそぼめ、しっかと、細い手で、枠につかまっている、その白い手を、つかもうとして、「さあ、こんな寒いところにいねえで、うちの中へおはいんなせえよ――な、わるいようにはしねえんだ――ねえさん――出なせえよ」「後棒、何を、やにッこいことをいっているんだ!」と、先棒が、これに手荒く、ズカズカと寄って来て、「これ、娘、出ろッたら出るんだ!夜(よる)よ中、町中を、気ちげえ見てえななりで、ほっつきあるいているから、折角、ここまで連れて来てやったんじゃあねえか? あッたけえ、火の側に寄せてやろうというんじゃあねえか? 出ろ! 山ノ宿も、糞もあるものか?」後棒が、猫撫で声で、「さあ、兄貴が、あんなにおこるじゃあねえか――騒いで見たってここは、こんな田ん圃中、どうなるもんだ...   「して、お客ッてえのは?」「さあ、ねえさん、出なせえったら――」と、後棒――さては、悪い雲助に、かどわかされた――と今更、思い知った浪路、逃れるにも逃れるすべもなく、かごの中に、小さく身をそぼめ、しっかと、細い手で、枠につかまっている、その白い手を、つかもうとして、「さあ、こんな寒いところにいねえで、うちの中へおはいんなせえよ――な、わるいようにはしねえんだ――ねえさん――出なせえよ」「後棒、何を、やにッこいことをいっているんだ!」と、先棒が、これに手荒く、ズカズカと寄って来て、「これ、娘、出ろッたら出るんだ!夜よ中、町中を、気ちげえ見てえななりで、ほっつきあるいているから、折角、ここまで連れて来てやったんじゃあねえか? あッたけえ、火の側に寄せてやろうというんじゃあねえか? 出ろ! 山ノ宿も、糞もあるものか?」後棒が、猫撫で声で、「さあ、兄貴が、あんなにおこるじゃあねえか――騒いで見たってここは、こんな田ん圃中、どうなるもんだの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...どこまでもだ」「なにか仰しゃいましたか」と駕籠の後棒が訊(き)いた...   どこまでもだ」「なにか仰しゃいましたか」と駕籠の後棒が訊いたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...「旦那」走りながら後棒(あとぼう)がいった...   「旦那」走りながら後棒がいったの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...後棒」「いけねえ...   後棒」「いけねえの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...竹の四ツ手がついている笊(ざる)の中へ人間が乗って、後棒と先棒が、「エ、ホ」「ヤ、ホッ」まるで荷物みたいに担(かつ)いで来るのだ...   竹の四ツ手がついている笊の中へ人間が乗って、後棒と先棒が、「エ、ホ」「ヤ、ホッ」まるで荷物みたいに担いで来るのだの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「後棒」の読みかた

「後棒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「後棒」


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チーズローリングと世界一硬いチーズ

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