...後架(こうか)の窓から裏庭を見ると...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...僕は縁側伝ひに後架(こうか)の前に行(ゆ)き...
芥川龍之介 「微笑」
...わざわざ後架(こうか)へ持って行って棄(す)てて来た...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...読んで後架へ棄てて来た...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...近所で後架先生(こうかせんせい)と渾名(あだな)をつけられているにも関せず一向(いっこう)平気なもので...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...または後架(こうか)の窓から垣根越しに眺(なが)めるよりほかに仕方がない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...主人は無論後架で張り番をしている訳ではない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...老人(としより)の泥棒はまごついて外後架(そとごうか)へ逃込んで...
長谷川時雨 「源泉小学校」
...彼がこの時後架にでも立たうものなら...
牧野信一 「鏡地獄」
...後架へでも走るらしく...
牧野信一 「鬼涙村」
...――樽野は此処の家では独りで後架へたつのが厭だつた...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...廊下を帰りかけながらまた後架に取って返したり...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...じっとこの後架の壁をみつめている真理子をおもってみた...
山川方夫 「演技の果て」
...後架まで」お直はすばやく来て彼を押しのけ...
山本周五郎 「ちゃん」
...「後架へゆくのに頬冠りをするの」とお直が云った...
山本周五郎 「ちゃん」
...お漏らしは後架でして頂く」「ばかばかしい気でも違ったのかい」ごうつくは厚い唇を反らせ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...病室の濡縁(ぬれえん)から後架(こうか)へゆくのを常としていた...
吉川英治 「剣の四君子」
...お後架(こうか)へ行こうと思って迷子になったんでしょう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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