...会議後には、役員会が後室で開かれました...
...パーティーの後、花嫁は後室に引き上げました...
...大臣は演説前に、後室でメモを読み返していた...
...約束の後、友人と後室で話をすることになった...
...再来週の打ち合わせは、後室で行われます...
...高家(こうけ)の後室ともあろう...
泉鏡花 「悪獣篇」
...御後室さまは私に御伝言なさいまして...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...誰だって御後室さまの御機嫌を...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...御後室さまは一向おきゝいれがなく...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...其(それ)は権高(けんだか)な御後室様の怒声よりも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その後室温を零下四十度位まで下げて見ると...
中谷宇吉郎 「雪」
...御後室様(ごこうしつさま)御後室様と...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...中がらすの障子のうちには今樣の按察(あぜち)の後室が珠數をつまぐつて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...私の一行は老母と姪とその外(ほか)に近親今泉(いまいずみ)の後室と小児(小児は秀太郎六歳)役に立ちそうな男は私一人...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...大名の後室様が、供も連れずに、のこのこ呉服屋なんぞへ買物に来るはずのものでなし、旗本にしたところが、同様の話です...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...午後室積へ行ってみます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「当方後室も泉蔵様始家内御一統へ宜申上候様被申付候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...兼て聞き知っていた後室(こうしつ)の里からの手紙は...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...同じ日に浜町の後室から「縞(しま)縮緬一反」...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...「これは頼朝公の後室...
吉川英治 「私本太平記」
...いよいよ御後室と御遺子にかけてまで燿(かがや)かしい」と...
吉川英治 「私本太平記」
...そして後室の瑤泉院の冷やかな余生の部屋へ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...(御後室様! 吉報でござりまする! 赤穂の御浪人方一同が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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