...後夫を求める様になっては女も終である...
井原西鶴 宮本百合子訳 「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ(言文一致訳)」
...其後夫婦連れで例の西石垣(さいせき)の千本(ちもと)へお茶漬を一度食べに行つた時も...
高濱虚子 「俳諧師」
...後夫(ごふ)を求るとて...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...今の爺(おやじ)は後夫(あといり)と云う事であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その後夫婦になつてからは殆ど一年置きに子供が出来たやうなわけから...
永井荷風 「来訪者」
...泉田筑後夫婦を小塚ガ原にひきだして首を切るのだ...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...其後夫自抑損...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...「おらあそれで七つの年から蜆(しじみ)を売りに出たもんだ」母親が後夫をむかえ...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...妻が後夫をとるという話がございましょうか」玄蕃ははたと言葉につまった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...池田丹後夫人が子供や貴婦人たちと共に待ち受け...
和辻哲郎 「鎖国」
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