...彼の後嗣は皆、才能に溢れている...
...彼女は後嗣を残さずに亡くなった...
...彼には後嗣がいなかったため、社名も変わらなかった...
...彼の後嗣がすでにビジネスを引き継いでいる...
...彼は後嗣ができるよう、健康面にも気をつけている...
...長男は俺の後嗣(あとつ)ぎ相当に生れついているが...
有島武郎 「星座」
...翁は十年の長い年月、草木谷という山中の四畳半ぐらいの草屋に単身起居し、その後、後嗣の死に遇い、やむなく家に帰った後も、極めて狭い庵室で一生を送った...
石原莞爾 「最終戦争論」
...……一人の女があればこそだ」一体「不孝には三つの種類があって後嗣(あとつ)ぎが無いのが一番悪い」...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...あの人の後嗣(あとつぎ)がまたあんな無慈悲な債権者だとすれば...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...私が私の家の後嗣になる...
外村繁 「澪標」
...後嗣(あとつぎ)を失う大事であると共に...
直木三十五 「南国太平記」
...お雪ちゃんをおばさんの後嗣(あとつぎ)にですか」「そうだとも...
中里介山 「大菩薩峠」
...若い叔孫家の後嗣は快く諸賓客を送り出したが...
中島敦 「牛人」
...仲壬を後嗣に立てることは決まっている故...
中島敦 「牛人」
...――兄光瑞師――新門(しんもん)様――法主の後嗣(あとつぎ)者が革命児で...
長谷川時雨 「九条武子」
...東の法主の後嗣者でもないのにという意味にとればわかる...
長谷川時雨 「九条武子」
...すでに綱吉の後嗣と定っていた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...後嗣梅津謙助氏が遠隔の地に居らるる故か久しく忘れられていた...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...敷地は既に翁の後嗣梅津謙助氏の好意で薬院中庄の翁の旧宅跡に決定されたが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...吾(わ)が後嗣と思う子供も無いとや……」篠崎仁三郎は生前...
夢野久作 「近世快人伝」
...後嗣(こうし)光尚に宛てた書面にも...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...カニシカ及びその後嗣(こうし)の代を過ぎて...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...東からは信玄の歿後嗣子の勝頼が信長を襲おうとしている...
和辻哲郎 「鎖国」
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