例文・使い方一覧でみる「後に続く」の意味

...窃書は読書人の為す事で盗みの数に入るべきことではない」そうして後に続く言葉はとても変梃なもので...
魯迅井上紅梅訳「孔乙己」

...前後に続く人物、これまた相当のなりをした人物で、和服が多かった...
海野十三「深夜の市長」

...後に続くページにもまた存在している... 後に続くページにもまた存在しているの読み方
ジョン・スノウ　John Snow 水上茂樹訳「コレラの伝染様式について」

...男は後に続く仲間を引き上げた... 男は後に続く仲間を引き上げたの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「赤毛連盟」

...後に続く三篇は、吾々が実際上出逢いつつある既成の科学方法論に就いて、前の総論で得た結果を実地に検証しようとした不完全な試みに他ならない...
戸坂潤「科学方法論」

...「ハレルヤ」の後に続くソプラノのアリア「アイ・ノウ・ザット」の浄（きよ）らかな美しさや...
野村胡堂「楽聖物語」

...この後に続く恐ろしい発展は... この後に続く恐ろしい発展はの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...後に続く平次を目がけて... 後に続く平次を目がけての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...その後に続くは白兎の毛で縁取りした... その後に続くは白兎の毛で縁取りしたの読み方
久生十蘭「ノンシャラン道中記」

...諸結果が後に続くことによって決まる諸原因の性質に関する論点ほど...
デイビッド・ヒューム　David Hume 井上基志訳「人間本性論（人性論）」

...平安閑適の一生があの人の今後に続くであらう... 平安閑適の一生があの人の今後に続くであらうの読み方
平出修「計画」

...ワラタ号が後に続くクラン・マッキンタイア号の視界から逸し去ったばかりでなく...
牧逸馬「沈黙の水平線」

...背後に続くポウルの腕へ倒れ掛った... 背後に続くポウルの腕へ倒れ掛ったの読み方
牧逸馬「ロウモン街の自殺ホテル」

...円舞曲の幻の後に続く狂騒章だ――と想像して... 円舞曲の幻の後に続く狂騒章だ――と想像しての読み方
牧野信一「歌へる日まで」

...懐手（ふところで）で、その後に続く、吉原冠りの闇太郎だ... 懐手で、その後に続く、吉原冠りの闇太郎だの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...二月の年乞（としご）いはかえってその後に続くべき... 二月の年乞いはかえってその後に続くべきの読み方
柳田国男「海上の道」

...彼らはその熱情を異にする長羅の後に続くことは不可能なことであった...
横光利一「日輪」

...後に続くなかまの者を制した... 後に続くなかまの者を制したの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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