...私なりに永く考えた後にすることだ...
有島武郎 「私の父と母」
...この魅力に富む場所を後にすると...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...後にするがいい」と検事は...
海野十三 「爆薬の花籠」
...それから後にすることになっていることに都合がよいからです...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...焼け棄てられるこの世を後にするのではないか? すべてこれらの家財道具が自分の帯にむすびつけられていて...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...きょうを最後にすると云う条件だ...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...一つの書店を後にする「みみずのたはこと」に涙無くてはかなわぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...俳優の技芸者協会の方は後にするとして...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その内容は後にするとして...
戸坂潤 「社会時評」
...娯楽(文芸部)はまあ後にするとして...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そしてやがて「最後の柳(タマリスク)の残骸(ざんがい)が塩野原に横(よこた)わるのを後にすると...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...市を後にすると同時に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...易きを先にし難きを後にするにあり...
福沢諭吉 「学校の説」
...いかさま屁の事は臭きより後にする道理で...
南方熊楠 「十二支考」
...鶏犬を先にして人を後にするは...
南方熊楠 「十二支考」
...折ふし朝食のしたくが調ったので、近習(きんじゅう)たちが運びかけて来ると、「後にする...
吉川英治 「黒田如水」
...それがしが君前に伺った後にする...
吉川英治 「三国志」
...従って大村行はその後にするほかはなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
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