...最後にあの乳母車(うばぐるま)! あれはつい四五日前(まへ)から...
芥川龍之介 「わが散文詩」
...暫く椽側にしやがんでゐた後に逸子の方に向いて『お前の方ではどうにかならないかい』と出来るだけ平気な顔で聞いた...
伊藤野枝 「惑ひ」
...圭太の前後に立ち塞がった...
犬田卯 「橋の上」
...うちの課員にすることはできない」課長はこの言葉を後に残して...
海野十三 「四次元漂流」
...上衣の背後に附いている二つの釦子(ぼたん)を見ることが出来た位であった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...255覺めたる後にクロニオーン痛く怒りて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...併し注意すべきは、後に見るように、哲学は自然科学に対してよりも、歴史科学乃至社会科学に対しての方が、より円満な関係を維持し易いという点である...
戸坂潤 「科学論」
...去年の六月ほんの僅かな削除の後に発売を許された本だが...
戸坂潤 「社会時評」
...大化改新以後に於ける仏教的(一般に印度的)範疇や徳川幕府成立以後に於ける儒教的(一般に支那的)範疇やの適用に反対して...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...みるみる姿を見失った後に...
中里介山 「大菩薩峠」
...日本に於ていかに訂正されたかを後に述べる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...お前まあ先へお出よと後に附いて...
樋口一葉 「わかれ道」
...二人の後について立ちあがった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...一瞥の後にすぐくる「見え透いた」ものは一番わたしにはきらひでもあり不愉快であつた...
室生犀星 「故郷を辞す」
...逍遙子が後にせむとするは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...後に悔いざりし企てをばかつて抱きたる?(ユウェナリス)(a)だから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その陣後において獲得していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...数日後に発表された崇伝の禁教趣意書は...
和辻哲郎 「鎖国」
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