...そうなくてさえ薄暗い六畳二間ががらんとして荷物を運び出した後がまるで空家(あきや)のように荒れていた...
近松秋江 「うつり香」
...それから後がまた心配です――故郷までは長い道のり...
中里介山 「大菩薩峠」
...「その後がまた面白い」「ヘエー...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「その後がまた面白い」「へエー...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それから後がまたたいへんなんだ...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...さてその後がまの家来というのは...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...病後がまだ不安であるという中宮(ちゅうぐう)の思召(おぼしめ)しがあって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...『郷土研究』も残っていると後がまずいと考え...
柳田国男 「故郷七十年」
...むかしの学生時代同様その後がまだ何も出て来ない...
横光利一 「旅愁」
...奉公人たちは、その後がまた、一しきり忙しい...
吉川英治 「新書太閤記」
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