...ノラ 後々までも? 私がゐなくなつてからも――?クログスタット 貴女の名譽は私の手に握つてる事を忘れましたね(ノラ無言で立ち上り...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...後々まで悪い影響を学校の彫刻に与えたのは其処らから始っているようである...
高村光太郎 「回想録」
...」父は後々までそう云い続けていたし...
豊島与志雄 「黒点」
...そのことを後々まで覚えているとすれば...
豊島与志雄 「囚われ人」
...あれは後々まで随分役に立ったものだった...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...却(かえ)って後々まで褒(ほ)められ敬われるでは無いか...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...この事件は後々までも平次の心持を暗くした様子ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後々まで持続するものも多いが...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...後々まで残惜しい...
森鴎外 「二人の友」
...一人は後々までも生きながらえたそうである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後々までも住んでおりましたが...
柳田國男 「日本の伝説」
...後々まで語り草になったらしいが...
吉川英治 「上杉謙信」
...ご征伐を遂げられた後々まで...
吉川英治 「黒田如水」
...後々まで云い伝えられた...
吉川英治 「三国志」
...後々まで“千早(ちはや)”がひろく通っている...
吉川英治 「私本太平記」
...――それゆえ後々までも...
吉川英治 「私本太平記」
...為に――長久手の醜態(しゅうたい)は、かれとしても、後々まで、身に沁みぬいたこととみえ、ずっと、後年の話にはなるが、こんな挿話(そうわ)まで残っている...
吉川英治 「新書太閤記」
...父はよく後々まで述懐していた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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