...食後々(そうそう)玄関へ行つた...
芥川龍之介 「秋」
...後々までも語り草になりますやうな事が...
芥川龍之介 「地獄変」
...一時の平和を求めて後々まで苦しむより...
伊藤野枝 「日記より」
...ノラ 後々までも? 私がゐなくなつてからも――?クログスタット 貴女の名譽は私の手に握つてる事を忘れましたね(ノラ無言で立ち上り...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...これは後々(のちのち)にも関係のあることだから...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...後々までしつこく覚えてるやつにはかないません...
豊島与志雄 「庶民生活」
...後々(のちのち)に...
久生十蘭 「奥の海」
...一番旨(うま)い皿を初めに出しては後々に出る物のまづく感ぜらるる故に肉汁を初に...
正岡子規 「墨汁一滴」
...借りものでもなくまた後々(のちのち)の附け加えでもなく...
柳田国男 「海上の道」
...彼方(かなた)ではずっと後々(のちのち)まで...
柳田国男 「海上の道」
...白は後々のあて字である...
柳田国男 「故郷七十年」
...後々いつまでもこの病にかかる者を...
柳田國男 「日本の伝説」
...後々(のちのち)杓子を献ずることになったのかも知れないのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...むしろ彼のとった処置は、後々、越後の国防をかえって強化したことになっていたようだ...
吉川英治 「上杉謙信」
...なお後々(あとあと)...
吉川英治 「大岡越前」
...父光秀が叛旗をあげた日から最期にいたるまで――いやその後々までも...
吉川英治 「新書太閤記」
...後々には、きっと貢物(みつぎもの)をいたします...
吉川英治 「新・水滸伝」
...後々の愚痴は捨て難きもの...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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