...その調子が自然に律呂(りつりよ)に合(かな)つて...
薄田泣菫 「茶話」
...天地の律呂(りつりよ)か...
高山樗牛 「清見寺の鐘聲」
...そのめったりはったりが音樂(ぶう/\)(律呂)と謂(い)ふものぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...その一瞬の極促において経験する阿あるいは世阿弥のいわゆる律呂の意識でもあろう...
中井正一 「リズムの構造」
...これを律呂(りつりょ)という...
中里介山 「大菩薩峠」
...律呂は即ち音なしに帰するというのが声明の極意なのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...律呂の相場を狂わすに相違あるまいと...
中里介山 「大菩薩峠」
...幸いにこの律呂(りつりょ)の川の上に音なしの滝がある...
中里介山 「大菩薩峠」
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