...帰る処を待ち伏せて...
巌谷小波 「こがね丸」
...あいつはまだ塔の下に待ち伏せしています...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...西インドから財宝を満載して帰る船隊を待ち伏せてみるくらいのことはできよう...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...男が待ち伏せして美女をつけ回すことも聞かないことではないし...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...道で待ち伏せをしたのが二度だ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...沖合に待ち伏せてゐる佛軍艦を發見して引返し再び二十二日に出帆...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...牛込見付外の屋敷へ入らうといふ一歩手前に待ち伏せして居たのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...悪者の待ち伏せをくらって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...公園の入口で待ち伏せしていた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...なかなかに艱難(かんなん)なものが前にも後にも待ち伏せにしているものでございますから...
室生犀星 「玉章」
...門外数里の外に待ち伏せていた...
吉川英治 「三国志」
...中国山脈の要地に待ち伏せ...
吉川英治 「私本太平記」
...大崎宇右衛門の手勢に待ち伏せられて寸断され...
吉川英治 「新書太閤記」
...その途中を待ち伏せてか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...汝らの待ち伏せていた法月弦之丞はここにおるぞ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...津田の並木で周馬の来るのを待ち伏せようという約束...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...待ち伏せの手ぐすね引いていたのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...相手が酩酊(めいてい)して帰る途中を待ち伏せして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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