...唯彼の応に行はざる可からざる目的と之を行ふべき一条の径路とを存せしのみ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...殆ど全体に亙って太さが直径八...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...秋草の小径を踏み分け...
薄田泣菫 「独楽園」
...直径五寸ほどの真紅の薔薇(ばら)の花を...
太宰治 「ロマネスク」
...無限大の直径を持つ円として回帰し得るような直線とは論理的野蛮に過ぎぬ...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...彼らが金切声をたてて小径(こみち)で追っかけ合ってるのが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ここまで追い込まれて来たことの径路を考えさせられて...
中里介山 「大菩薩峠」
...抱いてゆくともどきどきしてゐるおめへを抱いたら小径の中へヨ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...南北の半径が約二十二粁短いだけである...
中谷宇吉郎 「地球の円い話」
...臼砲の口径は一尺二寸...
久生十蘭 「ひどい煙」
...或は林の小径で拾つた小鳥の羽...
三好達治 「柘榴の花」
...上路屈曲、深谷危径、一人も逢ふ人なし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...必ずしも径(ただ)ちにこれを事に措こうとはしない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その小径へかかッた...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...随分大きな森であッた,さて森の中の小径をおよそ二三町もはいッて往くと...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...其性情行径亦各同じからず...
山路愛山 「詩人論」
...それは直径二寸ばかりの麻の綱で...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...白砂を敷きつめた径が方形に通っていて...
横光利一 「静安寺の碑文」
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