...それに達する論理的の径路を組み立てたものである...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...深さ一メートルの四角なコンクリートの柱の頂上のまん中に径一寸ぐらいの金属の鋲(びょう)を埋め込んで...
寺田寅彦 「小浅間」
...河流の蛇行径路(メアンダー)については従来いろいろの研究があり...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...無限大の直径を持つ円として回帰し得るような直線とは論理的野蛮に過ぎぬ...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...すべて直情径行的の人間や活動家は...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...ただ目的に達する径路を愛するのみで...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...径一尺余りの小さな鉢の中で...
豊島与志雄 「蓮」
......
中谷宇吉郎 「赤倉」
...其大サ皆同ジ、長サ三寸許、口径五分弱...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「土用干ノ記」
...汝は峻険崎嶇(きく)たる山径を攀(よ)じ...
新渡戸稲造 「武士道の山」
...小径(こみち)には秋草が生え茂り...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...絵を描く場所を捜(さが)しながらそんな見知らぬ小径をさまよっているらしい彼女のことを...
堀辰雄 「美しい村」
...そこには彼のいる小径から三尺ばかり高まった草叢(くさむら)があり...
堀辰雄 「ルウベンスの偽画」
...ジクザクの山径を脚速く昇つて行く人形のやうな男が此方を振り返つて帽子を振つた...
牧野信一 「南風譜」
...こゝから流れに添ふて五里の山径をさかのぼつた唐松といふ部落へ避けしめたのである...
牧野信一 「バラルダ物語」
...苦痛の表情を深く刻んでとぼとぼと山径をたどらなければならなかつた...
牧野信一 「風流旅行」
...いずれも直径二尺ばかりあるだろう...
山本周五郎 「山彦乙女」
...その鼻の先の中棚に直径一寸(すん)五分(ぶ)...
夢野久作 「無系統虎列剌」
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