...そのあるものは直径五フィートを越える程大きなのを...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...退屈しているらしく、小径を登ったり、かけ降りたりしていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...トンネルの外側の小径は草に埋れたり...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...直径幾ミリの球が...
寺田寅彦 「柿の種」
...径(わたり)三尺...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼は熱血男児なりされど彼は决して直情径行の純人に非ず彼は粗放なる如くにして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...直径五百メートルのこの火口は...
豊島与志雄 「高千穂に思う」
...半径二十五里の円盤でおおよそを示すことができる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...つまり小仏峠へ出る細径(こみち)のことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...目どおり直径一尺以上のものを選ぶのが常識である...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...もひとつ大きくて直径三・一五センチ...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...木ぶかい墓地へゆく小径(こみち)のかたわらに...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...こゝから流れに添ふて五里の山径をさかのぼつた唐松といふ部落へ避けしめたのである...
牧野信一 「バラルダ物語」
...彼は暗い小径を左へ折曲って...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...わずかに径(こみち)を隔つも蛇棲む...
南方熊楠 「十二支考」
...小径のある庭をつくります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼女の影も小径を走る...
三好達治 「測量船」
...私は旅行中ある山中の小径で...
室生犀星 「日本の庭」
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