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饗庭篁村 「木曾道中記」
...午後、樹明徃訪、そして来訪、あつさり飲んでめでたく別れる、――人生はうすみどりこそよけれ、だ...
種田山頭火 「其中日記」
...徃復とも歩いたが(銭がないから)...
種田山頭火 「其中日記」
...古徃今来、幾多の人間が私とおなじ過失を繰り返し、おなじ苦悩憂悶にもがき、そしておなじ最後のものに向つて急いだであらうか...
種田山頭火 「旅日記」
...東武電車(とうぶでんしや)の鉄橋(てつけう)の上(うへ)を絶(た)えず徃復(わうふく)する電車(でんしや)の燈影(ほかげ)に照(てら)され...
永井壮吉 「吾妻橋」
...午後富士見町の妓家に徃く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...徃き来の折覚えず歩を停めて打眺るなり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...明石町佃の渡場に徃きて月を観る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...いつとはなく徃時のなつかしく思返さるゝ折から...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...正午中洲病院に徃く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夜木曜会に徃く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...風月堂に徃き夕餉をなす...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...篇中の事件徃身にしみ/″\と感ぜらるゝ所あり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...木曜会運座に徃く...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...有楽座に徃き文楽座の人形を看る...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...坂井(さかゐ)の眼(め)が徃來(わうらい)へ向(む)いた...
夏目漱石 「門」
...影(かげ)も見(み)えぬに落膽(がつかり)して思(おも)はず徃來(ゆきき)を見(み)れば...
一葉女史 「大つごもり」
...「誰だつて小さいものを内に置いて徃くものはありません」と云ふのが...
森鴎外 「半日」
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