...荻生徂徠荻生徂徠は煎(い)り豆を噛んで古人を罵るのを快としてゐる...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...荻生徂徠荻生徂徠(おぎゅうそらい)は煎(い)り豆(まめ)を噛(か)んで古人を罵るのを快としている...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...ひっきりなく徂来(そらい)すると...
芥川龍之介 「偸盗」
...徂徠せる雲烟の稍絶ゆる處...
大町桂月 「北總の十六島」
...彼ら豈に物徂徠(ぶつそらい)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...徂徠などは孔子の道はすぐに先王の道にて...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...然かも徂落とか都とかいふ文字は決して當時の通用語ではなく...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...装幀(そうてい)の工夫(くふう)を籠(こ)めた物徂徠(ぶっそらい)の大幅(たいふく)である...
夏目漱石 「草枕」
...流すとは門附(かどづけ)に用いる言葉で飄然とは徂徠(そらい)に拘(かか)わらぬ意味とも取れる...
夏目漱石 「野分」
...徂徠ノ王李ニ於ケル...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...はるかなるフレエジュの山の上に薄黒い雲が徂来するのは...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...なお徂徠は、刑名・法例の二編を併せて一編となしたのは隋律であると言っておるが、隋は北斉の用例を復したに過ぎないので、初めて通則の全部を名例律と称したのではない...
穂積陳重 「法窓夜話」
...徂徠が修辞上の古学と経学とを結びつけんとしたるは僻せり...
正岡子規 「病牀瑣事」
...【三九】徂...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...古文辞派と称する利功主義は荻生徂徠に因りて唱へられ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...徂徠学派(そらいがくは)の悪口など...
吉川英治 「江戸三国志」
...柳沢美濃守から出された徂徠の論は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...徂徠する雲といひ...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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