...昼日中の往来端でいけ図々しい野郎だとお思いだろうが...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...いつぞやなどは吉原の往来端で...
久生十蘭 「鈴木主水」
...たんぽぽや馬ごやしの茂った往来端の柔かい泥へ鼻をつっこんだなり...
「赤い貨車」
...三十個は手につかんで往来端にしゃがんだものだ...
山本笑月 「明治世相百話」
...――田圃の畦(あぜ)から往来端へ上がった人影は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...泥酔している猪子さんを往来端で見つけ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索