...往日の思い出が蘇る...
...彼女は往日の恋人と再会した...
...彼は往日の誇り高い姿勢を見せた...
...ドラマのストーリーは、往日の時代を描いている...
...日本は往日から現代まで、急速な発展を遂げた...
...そしてヨブの所に来り見れば往日(さき)の繁栄、往日の家庭、往日の貴き風采(ふうさい)悉く失せて今は見る蔭もなく、身は足の跖(うら)より頂(いただき)まで悪しき腫物(はれもの)に悩み、土瓦(やきもの)の破片(くだけ)を以て身を掻(か)きつつ灰の中に坐する有様であった...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...往日に於けるが如く...
高木敏雄 「比較神話学」
...往日用銭捉私鋳 往日 銭を用いて私鋳を捉う今許鉛錫和青銅 今 鉛錫 青銅に和することを許す刻泥為之最易得 泥に刻して之を為(つく)ること最も得易し好悪不合長相蒙好悪(こうお)合わずして長く相蒙(おお)う戦争中にちょっと面白い話があった...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...往日の気の毒を五年後の今日に晴そうと思う...
夏目漱石 「『吾輩は猫である』中篇自序」
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樋口一葉 「別れ霜」
...その様に私の心は往日の思ひ出で一杯だといふ情景を相応せしむる手法の一例である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...その後河渓が遠ざかったので往日ほど栄えぬと述べあり...
南方熊楠 「十二支考」
...惆悵回首思往日...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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