...面白い役割りを持つてゐる人物でせう...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...陰鬱拔きのハムレトの役割りが出來よう...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...むしろ彼女が演じたところの特異の役割りにあったのだから...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...いかなる役割りを演じたのであろうか...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...レンズはまた他の特殊の意味において現在の壁を飾るところの光画の役割りを演ずる...
中井正一 「壁」
...色がその役割りをもってきたのである...
中井正一 「色彩映画のシナリオ」
...それが金筋のハイライトの役割りをもつものであった...
中井正一 「色彩映画のシナリオ」
...七 季感のもつ芸術的役割りがますます重大となってきたこと...
中井正一 「色彩映画のシナリオ」
...この役割りは大きかったのである...
中井正一 「美学入門」
...感情がこの意識のない心理学の中にどんな役割りをもつかは...
中井正一 「美学入門」
...後のすべての人の考えかたの鋳型(いがた)のような役割りをなしてきたのである...
中井正一 「美学入門」
...重大な役割りを与えようとするものである場合には...
蜷川新 「天皇」
...なお自由時間が終わったら別にさだめてある役割りによって...
羽仁もと子 「女中訓」
...またこれらの窓は夫々重要な役割りを持つてゐた...
牧野信一 「沼辺より」
...このように植物の方言は大分大切な役割りをもっているので...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...此二人の役割りが顛倒し居る...
南方熊楠 「人柱の話」
...一面から見れば音階音で以て声楽と合わせる伴奏楽器は舞台表現上極めて低級な役割りしかつとめ得ない……同時に能の楽器は現在の四種類以上に増加する必要は絶対にないという事が...
夢野久作 「能とは何か」
...出演者の役割りをきめる...
夢野久作 「能とは何か」
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